名所江戸百景 千住の大はし(めいしょえどひゃっけい せんじゅのおおはし)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政3年(1856)刊 東京誌料 0521-C58

 現在、足立区千住橋戸町と荒川区南千住を繋ぐ千住大橋が隅田川に架けられたのは文禄3年(1594)のことです。現在の場所とは少し違っていますが、寛文元年(1661)に両国橋が完成するまでは、隅田川に架けられた唯一の橋でした。
千住は隅田川の水運を利用した木材の集積地でもあり、交通の要衝でもありました。


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