名所江戸百景 箕輪金杉三河しま(とうとめいしょ みのわかなすぎみかわしま)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政4年(1857)刊 東京誌料 0521-C30

 江戸時代の三河島(現・荒川区東日暮里)は鶴の飛来地で、毎年11月になると、竹の囲いをめぐらして、鶴の餌付けが行われていました。将軍が自ら鷹を使って鶴を捕獲し、朝廷に献上する「鶴御成(つるのおなり)」の猟場の一つでした。


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