名所江戸百景 千束の池袈裟懸松(えどじまんさんじゅうろっきょう せんぞくのいけけさがけのまつ)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政3年(1856)刊 東京誌料 0511-C20

 千束池(洗足池)という名前の由来は、日蓮上人が身延山久遠寺から茨城へ療養に向かう途中、旅の疲れを癒す為に足を洗ったという伝説によるものです。その時、日蓮上人が脱いだ袈裟を掛けたという松が袈裟懸けの松です。


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