名所江戸百景 四ツ木通用水引ふね(めいしょえどひゃっけい よつぎどおりようすいひきふね)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政4年(1857)刊 東京誌料 0531-C8

 引舟(曳舟)とは船頭が櫓や竿で船を動かすのではなく、岸から綱で引っ張って客を運ぶ運搬法です。描かれているのは本所用水ですが、水路の幅が狭く水深が浅いことから、舟運は曳舟しかなかったようです。


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