名所江戸百景 王子稲荷の社(おうじいなりのやしろ)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政4年(1857)刊 東京誌料 3382-C8

 関東稲荷総社の格式を持ち、江戸時代より庶民に親しまれていたのが王子稲荷です。平安時代に源頼義が奥州平定に赴いた際に信仰したそうで、この頃から東国の稲荷社を束ねる神社であったと伝えられています。


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