江都名所 深川富岡八幡(えどめいしょ ふかがわとみおかはちまん)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 天保年間(1830~1844)刊 東京誌料 3341-C14

 富岡八幡宮(とみがおかはちまんぐう)が、永代島(現・江東区佐賀町)に創建されたのは寛永4年(1627)のことです。深川八幡宮とも呼ばれ、源氏の氏神でもあることから源氏の末裔である徳川家の保護を受け、江戸最大の八幡宮として繁栄しました。祭礼は、赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と並ぶ「江戸三大祭」の一つに数えられています。


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