名所江戸百景 深川三十三間堂(えどめいしょ ふかがわさんじゅうさんげんどう)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政4年(1857)刊 東京誌料 0472-C25

 寛永年間(1624~1643)に京都の三十三間堂を模して浅草に建てられたのが三十三間堂のはじまりです。深川に移されたのは元禄14年(1701)のことであり、本尊は千手観音であったといわれています。この地においても、弓術稽古のために通し矢が行われていました。


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