渋谷宮益 千代田稲荷之図(しぶやみやます ちよだいなりのず)
歌川芳員(うたがわよしかず) 画 文久3年(1863)刊 東京誌料 3384-C1

 千代田稲荷神社は長禄元年(1457)に太田道潅が千代田城(江戸城)を建築した際、城内に京都の伏見稲荷を勧請してきたことに始まるといわれています。その後、徳川家康が江戸城を拡張した慶長7年(1602)に、城内から渋谷宮益町に移されました。


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