名所江戸百景 角筈熊野十二社俗称十二そう(めいしょえどひゃっけい つのはずくまのじゅうにしゃぞくしょうじゅうにそう)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政3年(1856)刊 東京誌料 3356-C2

 角筈熊野十二社は応永年間(1394~1428)に鈴木九郎が故郷の紀州熊野三山より十二社権現を勧請したことによってはじまったと伝えられています。
享保年間(1716~35)に八代将軍・吉宗が鷹狩の際に参拝するようになり、また池の周りには多数の茶屋ができて江戸西郊の景勝地となりました。


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