名所江戸百景 玉川堤の花(めいしょえどひゃっけい たまがわつつみのはな)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政3年(1856)刊 東京誌料 0507-C5

 江戸市中に水を供給していた玉川上水沿いに植えられた桜を描いた作品で、現在の新宿御苑正門あたりを描いたものと考えられています。実際には、桜は幕府から撤去を申し付けられ、この絵のような景色となることはありませんでした。


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