『江戸名所図会 7巻』より「回向院(えこういん)
斎藤長秋(さいとうちょうしゅう)編 長谷川雪旦(はせがわせったん)画 天保5年(1834)~天保7年(1836)刊 加賀文庫 加256

 回向院は明暦の大火(1657)の焼死者の供養を目的として建立された無宗派の寺院です。相撲興行のほか、本尊や秘仏を寺から持ち出して一定期間公開する「出開帳」の場としても有名でした。


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