『江戸名所図会 6巻』より「十二月十八日 年の市(じゅうにがつじゅうはちにち としのいち)
斎藤長秋(さいとうちょうしゅう)編 長谷川雪旦(はせがわせったん)画 天保5年(1834)~天保7年(1836)刊 加賀文庫 加256

 「年の市」では正月用の注連飾(しめかざり)や若水桶(わかみずおけ)、縁起物などが売られていました。江戸では深川八幡、神田明神などが有名でしたが、なかでも賑わったのが12月18日に行われていた浅草寺の年の市です。


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