名所江戸百景 日本橋江戸ばし(めいしょえどひゃっけい にほんばしえどばし)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政4年(1857)刊 東京誌料 0421-C8

 東海道の起点である日本橋の上から下流に架けられた江戸橋を望んだ風景です。江戸橋に向こうには、『鎧の渡し小網町』で描かれている小網町の蔵も見え、画面手前に見えるのが初鰹であることから、日本橋の夏の風景を描いた作品ということがわかります。


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