『江戸名所図会 1巻』より「元旦諸侯登城之図(がんたんしょこうとうじょうのず)
斎藤長秋(さいとうちょうしゅう)編 長谷川雪旦(はせがわせったん)画 天保5年(1834)~天保7年(1836)刊 加賀文庫 加256

 江戸の正月の風物詩の一つに諸侯登城、つまり将軍への新年の挨拶に出かける大名行列がありました。大名たちは卯半刻(午前7時頃)にそれぞれの江戸屋敷から登城します。
拝賀の礼は、各大名の格式によって日が決められ、元旦だけでなく3日まで続きました。


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