『江戸名所図会 1巻』より「泉岳寺(せんがくじ)」
斎藤長秋(さいとうちょうしゅう)編 長谷川雪旦(はせがわせったん)画 天保5年(1834)~天保7年(1836)刊 加賀文庫 加256
泉岳寺は徳川家康によって創建されました。寛永18年(1641)の大火によって焼失し、高輪の地に移ってきましたが、この移転に尽力したのが毛利・浅野・朽木・丹羽・水谷の5大名です。
泉岳寺には赤穂事件に関わった浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)と赤穂浪士47人の石塔が建立されています。