名所江戸百景 爺々が茶屋(めいしょえどひゃっけい じじがちゃや)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 安政4年(1857)刊 東京誌料 0511-C31

 「爺々が茶屋」とは、三代将軍・家光が鷹狩を行った際に立ち寄った茶屋の名称です。 現在の目黒区中目黒から三田あたりに茶屋坂という名称の坂が残っており、ここに「爺々茶屋」があったようです。この茶屋の西には豊かな田園が広がり、富士山を望むことができたことから名所となりました。


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