『江戸名所図会 3巻』より「国分寺(こくぶんじ)
斎藤長秋(さいとうちょうしゅう)編 長谷川雪旦(はせがわせったん)画 天保5年(1834)~天保7年(1836)刊 加賀文庫 加256

 医王山国分寺は最勝院と号する真言宗の寺院です。もとは天平年間(729~749)、奈良の東大寺の大仏を建立させたことで知られる聖武天皇の勅願で創建された武蔵国の国分寺でした。元弘3年(1333)新田義貞の鎌倉攻めによって焼失した後に再建されました。


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