武蔵国多摩郡百草村松連禅寺之図(むさしのくにたまぐんもぐさむらしょうれんぜんじのず)
  東京誌料 3556-C17

 松蓮寺は天平年間(729~749)に建立されたといわれ、鎌倉時代に廃寺となった後、享保年間(1716~1735)に小田原城主・大久保家によって徳川家康の長男・信康追悼のために再建されました。その時に整備された庭園が百草園です。
庭園には松蓮庵という茅葺の平屋と、寿昌梅という根元の太い大きな老木があり、ともに百草園の象徴となっています。


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