りんごの棚〜だれでもよめる子どもの本〜
都立多摩図書館のこどものへやには、「りんごの棚〜だれでもよめる子どもの本〜」のコーナーがあります。
りんごの棚とは?
「りんごの棚」は、特別な配慮を必要とする子供を対象とした、アクセシブルな本のコーナーです。
1993年にスウェーデンの図書館で始まり、世界各地に広がっています。
名前の由来は、りんごの棚を考案した図書館にある、特別な配慮を必要とする子供向けのおもちゃからきています。
資料紹介
「りんごの棚〜だれでもよめる子どもの本〜」コーナーにある資料を紹介します。
LLブック
LLブックは、スウェーデンで生まれた読みやすい本です。短い文章と、写真や絵、ピクトグラムで構成されています。
LLブックの"LL"は、スウェーデン語の"LättLäst(やさしく読める)"の略語です。
点字の本
点字の本は、触って読む文字(点字)で書かれた本です。
中には、図形や絵に凹凸が付いており、指先で触れて形などを確かめることができるよう工夫しているものもあります。
大きな文字の本(大活字本)
大きな文字の本(大活字本)は、大きな文字が印刷された本です。
例えば「大きな文字の青い鳥文庫」シリーズ(講談社)の文字は、通常の約2.5倍の大きさです。
布絵本
布絵本は、布でつくられた絵本です。
貼ってはがせるマジックテープや、引っ張って遊ぶゴムひもなど、手で触って楽しめる仕掛けがついたものもあります。
マルチメディアデイジー図書
マルチメディアデイジー図書は、音声を聞きながら、文字や絵を見ることができるデジタル図書です。