東京では、江戸時代から続く年中行事が四季折々に行われ、人々は近在から繰り出して楽しみました。その中には現在も変わらずに続いている行事、形を変えて続いている行事、すたれたものなど様々です。明治四十四年(1911年)、昭和十二年(1937年)、昭和三十四年(1959年)出版の資料から十二カ月の行事写真を紹介します。解説は原則として出典資料から作成し、『年中行事事典』等で補足しました。
日比谷公園消防出初式
消防出初式(二重橋前広場)
節分・初午
浅草観音の豆まき
ダルマ市(深大寺)
火渡り祭(高尾山薬王院)
春のダービー(府中競馬場)
六大学野球リーグ戦(神宮外苑野球場)
端午の節句(日比谷公園)
神田明神の夏祭
汐干狩(羽田海岸)
山王祭
市設プール開き(芝公園プール)
入谷朝顔
藪入、浅草観音四萬六千日(ほうづき市)
両国の花火
深川八幡宮祭禮
震災記念日(本所震災記念堂)
多摩川園の菊花大会・菊人形、百草園の秋草
池上本門寺のお会式
浅草大鷲神社のオトリさま
世田谷のボロ市
歳の市
暮の銀座風景