隅田川風景の一つです。浮草や今日は向うの岸に咲き、流れのまゝに、所定めぬ流浪の生活・・・・・・といえは風流に聞こえますが、板子一枚、底は地獄の船乗り稼業で、親子四人の口をつないで行くのは、生優しいことではなさそうです。夏の川風に、赤ちゃんのおむつが翩翻とひるがえるあたり、見た目は如何にも長閑そうですが・・・・・・
詳細(TOKYOアーカイブ)