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企画展示「みんなの積ん読展」ランキング

2022年12月13日

みんなの積ん読ランキング

Web、SNS、館内投票から計375票が集まりました。 ランキングとともに、みなさんが積ん読してしまった理由や、読んだ図書館員からのアドバイスを掲載しています。

第1位 『失われた時を求めて』マルセル・プルースト著

1913年から1927年に渡り刊行された、フランスの作家マルセル・プルーストの小説です。完訳された岩波文庫版は全14冊に分けて刊行されています。二十世紀を代表する長編小説のひとつとも言われる作品です。2022年はプルースト没後100年にあたります。

失われた時を求めて 1〜14』プルースト作 吉川一義 訳 岩波書店 2010.11

ある冬の寒い日。熱い紅茶に浸したマドレーヌを口にした瞬間、幼少期を過ごしたコンブレーでの記憶が蘇っていく......。
語り手である「私」の少年時代の思い出から晩年まで、「私」の人生のすべてを描いた大長編小説。

恩師に薦められた本。「大学入学後、やることがない・やる気が起きないと思ったらこの本を読みなさい。大体の人は読み切る前にやるべきことが見つかるし、読破できたならそれも一つの成果になる」と仰っていました。

読もうと思いながら、紅茶にマドレーヌを浸して......が催眠効果につながり、寝落ちしてます。

読んだ図書館員の声

読了には3か月かかりました。

この作品では、だいたいは語り手「私」による描写および思索が、物語の進行に優先されます。詩的で美しい情景描写や、かけ離れていそうでぴったりの比喩にうならされることもあれば、観察され分析される人間像に個性と普遍性を見出しておもしろく感じることもありました。「私」の観察眼や、事象を掘り下げ書き表さずにはいられない習性を受け入れられれば、読み進めやすいかもしれません。

読むほどに、作品全体のうねりや特定のテーマのリフレインが見えて来るのには感慨を覚えました。飽かず変奏される恋愛のモチーフには、私はちょっとあきれましたが、それも本作品らしさの一つなのでしょうか。読み始めた方には、せっかくなら最終篇の文学論や時間論・追憶論までぜひたどり着いていただきたいと思ってしまいました。

訳書によっては、注釈や登場人物一覧、場面索引等があり、現代日本の一般読者にも親切です。


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都立中央図書館所蔵の『失われた時を求めて』

No.書誌事項備考
1 失われた時を求めて / 1 / プルースト作 / 岩波書店 / 2010.11 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 全14巻
2 失われた時を求めて / 1 / プルースト著 / 光文社 / 2010.9 2 3 4 5 6 全14巻の予定。2022年12月現在、第6巻まで刊行
3 失われた時を求めて / 第1篇 / プルースト著 / 筑摩書房 / 1984.9 2 3 4 5 6 7 8 9 10 全10巻
4 プルースト / 1 / プルースト著 / 筑摩書房 / 1973 2A 2B 3A 3B 全5巻
5 失われた時を求めて / マルセル・プルースト著 / 新潮社 / 2015.5 抄訳
6 プルースト / プルースト著 / 集英社 / 1980.8 第2編のみ

一緒に読みたい関連資料

解説書・評論
No.書誌事項
1

『失われた時を求めて』への招待 / 吉川一義著 / 岩波書店 / 2021.6

2 「失われた時を求めて」の完読を求めて / 鹿島茂著 / PHP研究所 / 2019.9
3 『失われた時を求めて』における父親像 / 星谷美恵子著 / 彩流社 / 2018.5
4 印象・私・世界 / 武藤剛史著 / 水声社 / 2017.5
5 『失われた時を求めて』と女性たち / 吉川佳英著 / 彩流社 / 2016.3
6 <時間>の痕跡 / 上 / 青木幸美著 / 社会評論社 / 2016.2 
7 謎とき『失われた時を求めて』 / 芳川泰久著 / 新潮社 / 2015.5
8 プルーストの黙示録 / 坂本浩也著 / 慶應義塾大学出版会 / 2015.3
9 プルーストの浜辺 / 海野弘著 / 柏書房 / 2012.7
10 『失われた時を求めて』交響する小説 / 牛場暁夫著 / 慶應義塾大学出版会 / 2011.7
11 プルースト『失われた時を求めて』を読む / 鈴木道彦著 / 日本放送出版協会 / 2009.4
12 プルースト的気象学 / 田中良著 / 近代文芸社 / 2009.4
13 プルーストと身体 / 吉田城著 / 白水社 / 2008.2
14 聖堂の現象学 / 黒岩俊介著 / 中央公論美術出版 / 2006.1
15 「失われた時を求めて」登場人物事典 / プルースト事典編纂室著 / 東京新聞出版局(制作) / 2004.10
16 プルーストを読む / 鈴木道彦著 / 集英社 / 2002.12
17 モードに見るプルースト / 長谷川富子著 / 青山社 / 2002.6
18 音楽家プルースト / ジャン=ジャック・ナティエ著 / 音楽之友社 / 2001.4
19 マルセル・プルースト / 牛場暁夫著 / 河出書房新社 / 1999.12
20 プルースト美術館 / 吉川一義著 / 筑摩書房 / 1998.9
21 『失われた時を求めて』草稿研究 / 吉田城著 / 平凡社 / 1993.11
22 プルーストの食卓 / アンヌ・ボレル構成・文 / 宝島社 / 1993.5
23 プルーストの部屋 / 海野弘著 / 中央公論社 / 1993.2
24 プルーストとシーニュ / ジル・ドゥルーズ[著] / 法政大学出版局 / 1977

第2位 『ユリシーズ』ジェイムズ・ジョイス著

1位の『失われた時を求めて』に続いて、2位も長編小説がランクインしました。2022年は『ユリシーズ』出版から100年目にあたります。

詩人の青年スティーブン・ディーダラスとアラフォーの広告屋レオポルド・ブルームを中心に、アイルランドの首都ダブリンの夏の一日を、神話『オデュッセイア』になぞらえて描く全18章。聖、俗、青春、猥褻、宗教、政治、差別すべてをはらんだ、実験的で言葉遊びに満ちた小説です。

四半世紀経つも積ん読のまま。もはや老後の宿題です。

読み始めて、めまいがして休憩中です。ダブリンで迷子になりそうです。

読んだ図書館員の声

集英社版の単行本で読んだのですが、注釈・解説も併せて読むと約50時間かかりました。はっきり言って読むのは大変ですが、我慢して8割くらい読んだところで面白くなってきます。3巻の巻末に主要人物一覧があるので必要な時に参照してください。桑田佳祐の歌詞が好きな人におすすめしたいです。

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都立図書館所蔵の『ユリシーズ』

No.書誌事項備考
1 ユリシーズ / 1 / ジェイムズ・ジョイス著 / 集英社 / 1996.6 2 3 全3巻
2 ユリシーズ / 上巻 / ジェームス・ジョイス[著] / 三笠書房 / 1952 中巻 下巻 全3巻
3 世界文学全集 / 2-13 / 河出書房 / 1964 2-14 全2巻
4 ユリシーズ / 第1 / ジェイムズ・ジョイス著 / 新潮社 / 1963 第2 全2巻
5 ユリシーズ / 1 / ジェイムズ・ジョイス著 / 新潮社 / 1956 2 全2巻
6 ユリシーズ / 1 / ヂェイムズ・ヂョイス著 / 岩波書店 / 1932 2 3 4 5 全5巻
7 ユリシーズ1-12 / ジェイムズ・ジョイス著 / 河出書房新社 / 2016.11 1〜12章のみ
8 ユリシーズ / 1-3 / ジェイムズ・ジョイス/[著] / 河出書房新社 / 1997.3 4-6 12 1〜6、12章のみ
9 ユリシーズ / ジェイムズ・ジョイス/著 / 近代文芸社 / 1997.11 1〜8章のみ
10 ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ第十四挿話』新訳 / 五月書房 / 1993.1 14章のみ
11 Ulysses / / James Joyce. / David Campbell, / 1992. 英語版
12 Ulysses. / Vol. 1 / / James Joyce. / Garland Pub., / 1984. Vol. 2 Vol. 3 英語版

一緒に読みたい関連資料

『ユリシーズ』に登場する本
No.書誌事項備考
1 オデュッセイア / ホメロス[著] / 京都大学学術出版会 / 2022.7 『ユリシーズ』は神話『オデュッセイア』になぞらえて書かれています。
2

聖書 / 日本聖書協会 / c2018 新約聖書 / 日本聖書協会 / [2019]

聖書の知識があると少し読みやすいです。
3 ハムレットQ1 / シェイクスピア著 / 光文社 / 2010.2
作中で『ハムレット』のモデルに関する議論があるので読んでおくと楽しめます。
解説書・評論
No.書誌事項
1 ジョイスの挑戦 / 金井嘉彦編著 / 言叢社 / 2022.2
2 百年目の『ユリシーズ』 / 下楠昌哉編著 / 松籟社 / 2022.2
3 ユリシーズ航海記 / 柳瀬尚紀著 / 河出書房新社 / 2017.6
4 ユリシーズを燃やせ / ケヴィン・バーミンガム著 / 柏書房 / 2016.8
5 「ユリシーズ」大全 / 北村富治著 / 慧文社 / 2014.8
6 ジョイスの反美学 / 中山徹著 / 彩流社 / 2014.2
7 『ユリシーズ』と我ら / デクラン・カイバード著 / 水声社 / 2011.12
8 『ユリシーズ』の詩学 / 金井嘉彦著 / 東信堂 / 2011.2
9 リュリシーズ / 鈴木龍一郎著 / 平凡社 / 2009.12
10 物・語りの『ユリシーズ』 / 道木一弘著 / 南雲堂 / 2009.6
11 『ユリシーズ』註解 / 北村富治著 / 洋泉社 / 2009.2
12 昭和初年の『ユリシーズ』 / 川口喬一[著] / みすず書房 / 2005.6
13 ユリシーズグラモフォン / ジャック・デリダ[著] / 法政大学出版局 / 2001.6
14 「ユリシーズ」の謎を歩く / 結城英雄著 / 集英社 / 1999.6
15 『ユリシーズ』を書くジョイス / フランク・バッジェン著 / 近代文芸社 / 1998.1
16 ジェイムズ・ジョイスユリシーズ百科事典 / 小川美彦著 / 英宝社 / 1997.4
17 ユリシーズのダブリン / James Joyce[著] / 河出書房新社 / 1996.3
18 読解「ユリシーズ」 / [上] / 小田基編 / 研究社 / 1996.1 
19 『ユリシーズ』案内 / 北村富治著 / 宝島社 / 1994.10
20 「ユリシーズ」演義 / 川口喬一著 / 研究社出版 / 1994.6
21 二〇世紀のイリュージョン / 和田桂子[著] / 白地社 / 1992.2
22 ジェイムズ・ジョイス / 丸谷才一編 / 早川書房 / 1974

第3位 『かがみの孤城』辻村深月著(※同票5作品)

2018年度の本屋大賞を受賞したミステリーファンタジーです。ベスト3内で唯一の日本で出版された作品かつ、最も新しい作品です。 2022年12月に映画化されるため、注目を集めています。

『かがみの孤城』 辻村深月著 ポプラ社 2017.5

学校での居場所をなくし不登校だった中学生のこころ。ある日、突然光り出した自分の部屋の鏡をくぐると、そこにはお城のような建物が。招待主は狼のお面をかぶった不思議な少女"オオカミさま"。こころは、同じ招待された少年少女たちと出会い、城に隠されている"願いの叶う鍵"を探し始めるが......。7人が集められた理由、城の秘密、オオカミさまの正体、そして願いの叶う鍵とはなんなのか。

学校が苦手だった人にこそ読んで欲しいとか、最終的には救われると聞いて読み始めたものの、序盤から憂鬱でつらい。
評判の良い作品だから、読んだら得るものはあるのだろうとは思うのですが......。

文庫本だと上下になる長さがネック...。読んだら面白いと思うんだけど、時間がある時に一気に読みたい。

読んだ図書館員の声

1カ月ごとに章が分けられているので、自分のペースで、区切りよく読むことができます。ですが、1月の章からの怒涛の展開には、思わずページをめくる手が止まらなくなると思います。バラバラだったピースが一つになっていくような感覚が読んでいて心地よいです。

たしかに、最初の部分は辛いシーンもあるかもしれません。
ですが最後は救われます。ぜひ主人公たちの成長を見届けてほしいです。

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都立図書館所蔵の『かがみの孤城』

No.書誌事項備考
1 かがみの孤城 / 辻村深月著 / ポプラ社 / 2017.5
2 かがみの孤城 / 辻村深月著 / ポプラ社 / 2017.5 電子書籍版

一緒に読みたい関連資料

作品の魅力を知る
No.書誌事項備考
1

あの人とあの本の話 / 瀧井朝世著 / 小学館 / 2018.4

p.116-121「辻村深月さん『かがみの孤城』」

2 ダ・ヴィンチ / 29巻1号通巻333号 (2022年1月) / KADOKAWA

p.82-85「『かがみの孤城』辻村深月」
登場人物紹介あり

3

ダ・ヴィンチ / 26巻4号通巻300号 (2019年4月) / KADOKAWA

p.164-181「デビュー15周年記念
辻村深月〜"今"とたたかう私たちへ〜」

4 ダ・ヴィンチ / 24巻7号通巻279号 (2017年7月) / KADOKAWA

p.52-55「文庫ランキング20」
ブック・オブ・ザ・イヤー2021
文庫ランキング第1位『かがみの孤城』

同じ著者の本
No.書誌事項
1 噓つきジェンガ / 辻村 深月著 / 文藝春秋 / 2022.8
2 レジェンドアニメ! / 辻村 深月著 / マガジンハウス / 2022.3
3 闇祓 / 辻村 深月著 / KADOKAWA / 2021.10
4 琥珀の夏 / 辻村 深月著 / 文藝春秋 / 2021.6

5

傲慢と善良 / 辻村 深月著 / 朝日新聞出版 / 2019.3
6 嚙みあわない会話と、ある過去について / 辻村 深月著 / 講談社 / 2018.6
7 青空と逃げる / 辻村 深月著 / 中央公論新社 / 2018.3
8 クローバーナイト / 辻村 深月著 / 光文社 / 2016.11
9 東京會舘とわたし / 上 / 辻村 深月著 / 毎日新聞出版 / 2016.8 
10 図書室で暮らしたい / 辻村 深月著 / 講談社 / 2015.11
11 きのうの影踏み / 辻村 深月著 / KADOKAWA / 2015.9
12 朝が来る / 辻村 深月著 / 文藝春秋 / 2015.6
13 家族シアター / 辻村 深月著 / 講談社 / 2014.10
14 ハケンアニメ! / 辻村 深月著 / マガジンハウス / 2014.8
15 盲目的な恋と友情 / 辻村 深月著 / 新潮社 / 2014.5
16 島はぼくらと / 辻村 深月著 / 講談社 / 2013.6
17 鍵のない夢を見る / 辻村深月著 / 文藝春秋 / 2012.5
18 ネオカル日和 / 辻村 深月著 / 毎日新聞社 / 2011.11
19 水底フェスタ / 辻村 深月著 / 文藝春秋 / 2011.8
20 オーダーメイド殺人クラブ / 辻村 深月著 / 集英社 / 2011.5
21 ツナグ / 辻村深月著 / 新潮社 / 2010.10
22 ロードムービー / 辻村 深月著 / 講談社 / 2010.9
23 光待つ場所へ / 辻村 深月著 / 講談社 / 2010.6
24 V.T.R. / 辻村 深月著 / 講談社 / 2010.2
25 ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 / 辻村 深月著 / 講談社 / 2009.9
26 ふちなしのかがみ / 辻村 深月著 / 角川書店 / 2009.6
27 太陽の坐る場所 / 辻村 深月著 / 文藝春秋 / 2008.12
28 スロウハイツの神様 / 上 / 辻村 深月著 / 講談社 / 2007.1 
29 ぼくのメジャースプーン / 辻村 深月著 / 講談社 / 2006.4
30 凍りのくじら / 辻村 深月著 / 講談社 / 2005.11
31 冷たい校舎の時は止まる 上 / 辻村深月著 / 講談社 / 2004.6   

第3位 『レ・ミゼラブル』ヴィクトル・ユーゴー著(※同票5作品)

1862年に刊行されたフランスの長編小説です。読んだことはなくても、映画やミュージカルは観たことがある人も多いのではないでしょうか。日本では『ああ無情』という邦訳でも有名です。

レ・ミゼラブル 1〜5』ヴィクトール・ユゴー著 西永良成訳 平凡社 2019.12

Les misérables Victor Hugo ; édition établie par Henri Scepi, avec la collaboration de Dominique Moncond'huy. Gallimard, c2018.

一本のパンを盗んだことから19年牢獄につながれたジャン・ヴァルジャン。釈放後、司教との出会いにより、改心した彼は"マドレーヌ"と名前を変え、その後市長となるが......。激動のフランスを生きた「哀れな人々」(レ・ミゼラブル)を描いた群像劇。

フランス語は分からないので、英語で読もうと決意してから、何年も積ん読状態に...。

『レ・ミゼラブル』のミュージカルも映画が大好きなので原作をいつか読みたいと思いつつ、長編なのでなかなか手が出ません。

読んだ図書館員の声

逃げるジャン・ヴァルジャン、追うジャヴェール。一言でいえばそうなるのかもしれませんが、読み進むとじつに多くの人物がストーリーに絡んできます。例えば悪漢テナルディエの子供たちのような「脇役」も丁寧に描かれている所が、この物語に厚みをもたらしているのだと思います。私は終わりに近づくほど夢中で読みました。

文庫だけでもいろんな訳が出ているので、どれが自分に合うか最初に試し読みするとよいかもしれません。また、実在の地名が頻繁に出てくるので、フランスとパリの地図もぜひお手元に。

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都立中央図書館所蔵の『レ・ミゼラブル』

No.書誌事項備考
1 レ・ミゼラブル / 1 / ヴィクトール・ユゴー著 / 平凡社 / 2019.12 2 3 4 5 全5巻
2 レ・ミゼラブル / 1 / ユゴー著 / 筑摩書房 / 2012.11 2 3 4 5 全5巻
3 ヴィクトル・ユゴー文学館 / 第2巻 / ヴィクトル・ユゴー[著] / 潮出版社 / 2000.7 第3巻 第4巻 全3巻
4 ユゴー(世界文学全集 27) / ユゴー著 / 集英社 / 1981.1 28 29 全3巻
5 ユゴー / 第1 / ユゴー著 / 河出書房新社 / 1961 第2 全2巻
6 世界文学全集 / 12 / 新潮社 / 1927 13 14 全3巻
7 世界文豪代表作全集 / 8 / 世界文豪代表作全集刊行会 / 1926 9 10 全3巻
8 ユーゴー全集 / 第1巻 / ユーゴー著 / ユーゴー全集刊行会 / 1920 第2巻 第3巻 全3巻
9 レ・ミゼラブル / 上 / ヴィクトル・ユゴー[著] / 角川書店 / 2012.12  抄訳。全2巻
10 噫無情 / 前篇 / ヴィクトル・ユゴー原作 / はる書房 / 2005.6 後篇 抄訳。全2巻
11 レ・ミゼラブル / ユゴー著 / 平凡社 / 1959 抄訳

一緒に読みたい関連資料

作品の世界と背景を知る
No.書誌事項備考
1 ヴィクトール・ユゴー言葉と権力 / 西永 良成著 / 平凡社 / 2021.8 物語に登場するパリの地下道に着目した一冊
2 世紀の小説『レ・ミゼラブル』の誕生 / デイヴィッド・ベロス著 / 白水社 / 2018.7
3 失われたパリの復元 / 鹿島 茂著 / 新潮社 / 2017.4 物語の舞台となる19世紀のパリをよみがえらせた一冊
4 『レ・ミゼラブル』の世界 / 西永 良成著 / 岩波書店 / 2017.3
5 「レ・ミゼラブル」を読みなおす / 稲垣 直樹編著 / 白水社 / 2007.10
6 ヴィクトール・ユゴーの世界 / 金子守著 / 駿河台出版社 / 1995.4
7 「レ・ミゼラブル」百六景 木版挿絵で読む名作の背景 / 鹿島茂著 / 文芸春秋 / 1987.6

第3位 『カラマーゾフの兄弟』フョードル・ドストエフスキー(※同票5作品)

1879年から1880年にかけて発表された、ロシアの作家ドストエフスキー最後の長編小説です。都立図書館員の積ん読ランキングでは1位の作品でした。

詳注版カラマーゾフの兄弟ドストエフスキー著 水声社 2020.1

粗野で欲望に忠実な父フョードル・カラマーゾフの暮らす街に、3兄弟が戻ってきた。粗暴で放埓な日々を送る長男ドミートリイ、シニカルな無神論者の次男イヴァン、誰からも愛される清純な三男アレクセイ。
やがて、金と一人の妖艶な美女を巡って父フョードルと長男ドミートリイが争う中、フョードルが自宅で殺害され、容疑者としてドミートリイが逮捕される。
果たして犯人は誰なのか?ロシア全土が注目した裁判が始まる......。

呼び名が多すぎて諦めました。読もう読もうと思っている間に、重大なネタバレをされてしまいました。

長そう......しんどそう......という気持ちに負けて、学生時代に最初の数ページを読んだっきりです。

読んだ図書館員の声

読む前に、まずは人物相関図、できれば愛称入りのものを入手しましょう。これを片手に読み進めば、誰だっけ?と何度もページを戻すこともなくなります。
登場人物たちが語る長い独白は、思い切って飛ばして後で読み返すことにし、筋を追うのに専念するのも良いかもしれません。
ロシア的キリスト教と無神論との思想の闘い、二転三転する法廷劇、一筋縄ではいかない濃厚な恋愛模様...。
一通り読んだ後はじっくりと読み返して、あなたもカラマーゾフの世界にはまりましょう!

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都立中央図書館所蔵の『カラマーゾフの兄弟』

No.書誌事項備考
1 詳注版カラマーゾフの兄弟 / ドストエフスキー著 / 水声社 / 2020.1 注・解説・年譜篇
2 ドストエフスキー(世界文学全集 45) / ドストエフスキー著 / 集英社 / 1979.7 46 全2巻
3 カラマーゾフの兄弟 / 1 / 原卓也訳 / 新潮社 / 1978.11 2 全2巻
4 ドストエフスキイ / 6 / ドストエフスキイ著 / 講談社 / 1975
5 ドストエフスキー / 2 / ドストエフスキー著 / 筑摩書房 / 1974 3 全2巻
6 ドストエーフスキイ全集 / 第12巻 / ドストエーフスキイ著 / 河出書房新社 / 1969 第13巻 全2巻
7 ドストエーフスキイ(ロシア・ソビエト文学全集 第8) / ドストエーフスキイ著 / 平凡社 / 1969 第9 全2巻
8 カラマーゾフの兄弟 / 上 / ドストエーフスキイ著 / 平凡社 / 1963  全2巻
9 世界名作全集 ; 25 ; カラマーゾフ兄弟 ; 1 / 筑摩書房 , 1962 2 3 全3巻。1巻のみ多摩図書館所蔵
10 ドストエーフスキイ / 第3 / ドストエーフスキイ著 / 河出書房新社 / 1961
11 ドストエーフスキイ / 2 / ドストエーフスキイ著 / 修道社 / 1959 3 全2巻
12 カラマーゾフの兄弟 / 上 / ドストエーフスキイ著 / 河出書房 / 1954  全2巻
13 カラマーゾフの兄弟 / 第1 / 米川正夫訳 / 河出書房 / 1949 第2 第3 第4 第5 第6 全6巻
14 Полное собрание сочинений : / T. 14 / Ф.М. Достоевский. / Наука, / 1976. T. 15 ロシア語版。全2巻

第3位 『罪と罰』フョードル・ドストエフスキー著(※同票5作品)

1866年に発表されたロシアの作家ドストエフスキーの長編小説です。『カラマーゾフの兄弟』に続き、二作目のドストエフスキーのランクインです。

罪と罰 1〜3』ドストエフスキー著 亀山郁夫訳 光文社 2008.10

1865年、ペテルブルグ。頭脳明晰な青年ラスコーリニコフは、貧乏ゆえに学費を滞納し、大学を除籍になってしまう。自らを「選ばれた非凡人」であると認識する彼は、この悲惨な境遇から抜け出すため、高利貸しの強欲な老婆を殺害する。しかし、老婆だけではなく、その場に居合わせてしまった老婆の妹も殺してしまった。
心身共に疲弊したラスコーリニコフだったが、娼婦・ソーニャと出会い......。

上下セットで購入。思っていた以上に壁は高く厚く。もう少し歳を重ねてから、もう少し余裕ができてからと思いつつ......

小学生の頃、何故か学校の図書室にあって読んだのですが、主人公の名前が覚えられず、そもそも小学生には難しすぎて読むのを諦めました。今もう一度読みたい気持ちと、今読んでもわからなかったらどうしようの気持ちの間で揺れています。

読んだ図書館員の声

難解な長編小説という概念は捨てましょう。
最後まで目が離せない圧巻のミステリーです。

名著だけに解説本、マンガなども多いので、そこから入るというのもアリかも。名前を覚えるのに苦戦しそうなら、登場人物一覧や相関図を紹介しているWebサイトも多数あります。

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都立中央図書館所蔵の『罪と罰』

No.書誌事項備考
1 罪と罰 / 1 / ドストエフスキー著 / 光文社 / 2008.10 2 3 全3巻
2 集英社ギャラリー<世界の文学> / 14 / 集英社 / 1990.5
3 ドストエフスキー / ドストエフスキー著 / 集英社 / 1980.3
4 ドストエフスキー / 1 / ドストエフスキ-著 / 主婦の友社 / 1978.1 2 全2巻
5 罪と罰 / 1 / ドストエフスキー著 / 新潮社 / 1978.5 2 全2巻
6 ドストエフスキイ / 1 / ドストエフスキイ著 / 講談社 / 1974
7 ドストエフスキー / 1 / ドストエフスキ-著 / 筑摩書房 / 1971
8 ドストエーフスキイ全集 / 第6巻 / ドストエーフスキイ著 / 河出書房新社 / 1969
9 ドストエフスキイ / ドストエフスキイ著 / 講談社 / 1967
10 ドストエーフスキー / ドストエーフスキー著 / 平凡社 / 1964
11 ドストエーフスキイ / 第1 / ドストエーフスキイ著 / 河出書房新社 / 1961
12 罪と罰 / ドストエーフスキイ著 / 平凡社 / [1960]
13 ドストエーフスキイ / 1 / ドストエーフスキイ著 / 修道社 / 1959
14 罪と罰 / ドストエーフスキイ著 / 河出書房 / 1952
15 世界文学全集 / [第1期] 第27 19世紀篇 ドストエーフスキイ篇 / ドストエーフスキイ[著] / 河出書房 / 1951
16 罪と罰 / 第1 / 米川正夫訳 / 河出書房 / 1948 第2 第3
17 世界文学全集 / 22 / 新潮社 / 1928
18 世界文豪代表作全集 / 13 / 世界文豪代表作全集刊行会 / 1926 14
19 Полное собрание сочинений и писем : / Том 6 / / Ф.М. Достоевский ; [редакционная коллегия второго издания В.Е. Багно (главный редактор) ... и др.]. / "Наука", / 2016. ロシア語版
20 Полное собрание сочинений : / T. 6 / Ф.М. Достоевский. / Наука, / 1973. ロシア語版

第3位 『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ著(※同票5作品)

2017年度の「ビジネス書大賞」を受賞した、ベスト3内で唯一のノンフィクションです。

サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 上・下』ユヴァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之訳 河出書房新社 2016.9

SAPIENS : A Brief history of Humankind Yuval Noah Harari. Harper, c2015. 1st U.S. ed.

地球上のすべての生物は、DNAの書き換えによってのみ進化が叶えられるはずだった。しかし、我々ホモ・サピエンスは、紀元前とほぼ変わらぬDNAのまま全生物の頂点に立っている。人類を今日の繁栄に導いた認知革命、農業革命、科学革命の本質は「虚構」の発明にあった! 我々はどこからきてどこへ行くのか? その問いに迫る一冊。

少し読み進めてはまた積まれ。思い出して読んではまた積まれ。

読まなきゃとは思っているのですが......。

読んだ図書館員の声

洋書あるあるですが、一文が長くユーモアを含んだ比喩表現で書かれているため、非常に読みにくいです。反対に、イギリス文学が好きなら、楽しく読めるかもしれないです。

慣れていない人も、100ページほど読むと慣れてくるのでご心配なく。上巻のファンタジーのような紀元前や中世の話は、全て下巻につづく現代社会が抱える諸問題への予兆となっています。読了後、あなたは「人類は常に進化し、良い方向へむかっている」と信じられるでしょうか?

最初、この本のあらすじを読んだときは、正直何を言っているのかまったくわかりませんでした。ですが、読み進めていくうちに「こういうことか!」と納得させられていきます。あらすじを読んで理解できなくても、あきらめないでください。

章ごとに話が大きく変わるので、一気に読もうとせず、ゆっくり読んでみるのも良いかもしれません。

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都立図書館所蔵の『サピエンス全史』

No.書誌事項
1 サピエンス全史 : 文明の構造と人類の幸福 上 / ユヴァル・ノア・ハラリ著 / 河出書房新社 / 2016.9 
2 Sapiens : a brief history of humankind / Yuval Noah Harari. 1st U.S. ed. Harper, c2015.

一緒に読みたい関連資料

わかりやすく読むために
No.書誌事項

1

漫画サピエンス全史 / 文明の正体編 / ユヴァル・ノア・ハラリ原案・脚本 / 河出書房新社 / 2021.11

2

漫画サピエンス全史 / 人類の誕生編 / ユヴァル・ノア・ハラリ原案・脚本 / 河出書房新社 / 2020.11

3

『サピエンス全史』をどう読むか / ユヴァル・ノア・ハラリ[ほか著] / 河出書房新社 / 2017.11

4 まんがでわかるサピエンス全史の読み方 / 葉月まんが / 宝島社 / 2017.6
同じ著者の本
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1

ウクライナ危機後の世界 / ユヴァル・ノア・ハラリ著 / 宝島社 / 2022.7

2

コロナ後の未来 / ユヴァル・ノア・ハラリ[著] / 文藝春秋 / 2022.3

3

緊急提言パンデミック:寄稿とインタビュー / ユヴァル・ノア・ハラリ著 / 河出書房新社 / 2020.10

4

21 Lessons:21世紀の人類のための21の思考 / ユヴァル・ノア・ハラリ著 / 河出書房新社 / 2019.11

5

ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来 上 / ユヴァル・ノア・ハラリ著 / 河出書房新社 / 2018.9

6

Homo deus : / Yuval Noah Harari ; aus dem Englischen übersetzt von Andreas Wirthensohn. / C.H. Beck, / 2018.

7

Homo Deus : / Yuval Noah Harari ; translated by the author. / Harper, an imprint of HarperCollins Publishers, / c2017.

もっと知りたい「みんなの積ん読」(8位から12位)

 順位 書誌事項
8位 積読こそが完全な読書術である / 永田希著 / イースト・プレス / 2020.4
8位 ハリー・ポッターと賢者の石1-1 / J.K.ローリング作 / 静山社 / 2014.3
8位 黒死館殺人事件 / 小栗虫太郎著 / 作品社 / 2017.9
8位 月の影影の海 上 / 小野不由美[著] / 講談社 / 1992.6

12位

個人情報保護法コンメンタール / 石井夏生利編著 / 勁草書房 / 2021.2
12位 独学大全 / 読書猿著 / ダイヤモンド社 / 2020.9
12位 ドリトル先生アフリカへ行く / ヒュー・ロフティング著 / 竹書房 / 2020.4
12位 戦争と平和 1 / トルストイ著 / 光文社 / 2020.1
12位 三体 [1]/ 劉慈欣著 / 早川書房 / 2019.7
12位 星の王子さま / アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ作 / 阿部出版 / 2018.4
12位 騎士団長殺し 第1部 / 村上春樹著 / 新潮社 / 2017.2
12位 モモ / ミヒャエル・エンデ作 / 岩波書店 / 2009.8(68刷)
12位 こヽろ / 夏目金之助著 / 岩波書店 / 2001.8
12位 指輪物語 / 成瀬俊一編著 / ミネルヴァ書房 / 2007.10
12位 精霊の守り人 / 上橋菜穂子作 / 偕成社 / 2006.11
12位 夜と霧 / ヴィクトール・E.フランクル[著] / みすず書房 / 2002.11
12位 銃・病原菌・鉄 上 / ジャレド・ダイアモンド著 / 草思社 / 2000.10
12位 地中海 1 / フェルナン・ブローデル[著] / 藤原書店 / 1991.11
12位 沈黙 / 遠藤 周作[著] / 新潮社 / 1980
12位 神聖喜劇 第1巻/ 大西巨人著 / 光文社 / 1980.4
12位 楡家の人びと / 北杜夫著 / 新潮社 / 1977

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