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ブックニュース 第54号

日頃、当館をご利用いただきありがとうございます。「ブックニュース 第54号」をお届けします。この「ブックニュース」に関するお問い合わせ、貸出のリクエストなどお気軽にお問合せください。

ブックニュ-ス 通巻54号

発行 令和5年3月27日 東京都立多摩図書館 電話 042-359-4104

新着図書・貸出雑誌のご紹介をします。
令和4年12月までに整理した当館所蔵のデイジー図書です。記載内容は、書名、著者名、出版社、収録時間、内容紹介の順です。

1 デイジー図書(購入分37点)

1「悪と仮面のルール」中村 文則/著 講談社 10時間48分

内容:巨大な陰謀の裏には、ひとつの小さな恋愛があった。「邪」の家系に生まれた僕は、父の殺害を決意する。世界の悪を超えようとする青年の疾走を描く、書き下ろしサスペンス長編。

2「阿修羅」玄侑 宗久/著 講談社 9時間31分

内容:妻に明らかな異変が現れたのはハワイの旅先であった。妻は3つの「わたし」を生きていた。その人格に対峙する、夫と医師。それぞれの「わたし」という物語はいかに紡がれたのか。解離性同一性障害をテーマに、記憶と意識、情念と無意識の深い闇に挑んだ小説。

3「麗しき花実」乙川 優三郎/著 朝日新聞出版 13時間09分

内容:江戸琳派の酒井抱一、鈴木其一など実在の人物を絡め、女性の眼から見た蒔絵職人の世界と、やるせない恋を描く。職人魂を貫く潔い女の生き方が感動を呼ぶ。『朝日新聞』連載を単行本化。

4「男嫌いの姉と妹」佐藤 雅美/著 角川書店 8時間35分

内容:浜松町の茶問屋「駿河屋」の姉妹は揃って器量よし、財産もあるが、結婚しないまま三十路を過ぎた。いけ好かない親類に店屋敷を継がせないために妹のちよが思いついた「名案」とは? 「町医北村宗哲」シリーズ完結。『本の旅人』連載を単行本化。

5「かげゑ歌麿」高橋 克彦/著 文藝春秋 9時間32分

内容:殺し屋・月影を追う北町奉行所。歌麿の子かもしれぬ少女が殺し屋・月影に誘拐された。娘を救うため、月影の呼び出しに応じて危地に飛び込むが...。表題作を含む全3編を収録。『オール讀物』掲載を単行本化。

6「かぞえきれない星の、その次の星」重松 清/著 KADOKAWA 8時間33分

内容:大切で大好きな相手であればあるほど、いまは会えない。父と娘は、画面越しで会話し...。さみしさは消えない。でも、希望は、ある。11の小さな星たちの物語を収録。『小説野性時代』掲載を加筆修正し書き下ろしを加え単行本化。

7「かれん」安達 千夏/著 角川書店 5時間46分

内容:北海道から上京してフリーのアナウンサーとなった稲葉雪乃は奇妙な仕事を請け負った。亡くなった妻・千勢の身代わりを演じてほしいという。此岸と彼岸を行き来するような生活を開始するが、直後、千勢の過去を知る謎の男が現れ、雪乃の心をざわめかせ始める...。

8「妃は船を沈める」有栖川 有栖/著 光文社 7時間29分

内容:「妃」と呼ばれ、若い男たちに囲まれ暮らしていた魅惑的な女性・妃沙子には、不幸な事件がつきまとった。妃沙子の持つ所有者の願い事を3つだけかなえてくれる「猿の手」。不穏な揺り籠に抱かれて、彼らの船はどこへ向うのか。臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理がねじれた難事件。

9「口は禍いの門」佐藤 雅美/著 角川書店 8時間49分

内容:病気を治す腕は一流、厄介事を解決する知恵も一流、宗哲の医院は今日も大繁盛だ。そんな宗哲のもとに幕府の達しに不満を述べる蘭方医の今村芳生が訪れる。だが、今村から直談判され、辟易した漢方医で将軍家御匙の楽真院も「今村の口を封じられないか」と宗哲に相談し...。「町医北村宗哲」シリーズ第3弾。『本の旅人』連載を単行本化。

10「恋七夜」安部 龍太郎/著 集英社 12時間27分

内容:時は天正。秀吉の命により北野天満宮で空前の大茶会が開催される。運命の出会いを果たした美芸妓・北野太夫富子と結師・源四郎だが、秀吉暗殺の陰謀に巻き込まれていく。愛に生きるか、己の道をつらぬくか? 『小説すばる』掲載を単行本化。

11「降霊会の夜」浅田 次郎/著 朝日新聞出版 9時間35分

内容:初老の私はしばしば女と歩く同じ夢を見る。謎めいた女の手引きで降霊の儀式に導かれた初老の男が、死者と生者が語り合う禁忌に魅入られた末に見たものは? 極めつきの現代怪異譚。『週刊朝日』連載に加筆修正して単行本化。

12「四雁川流景」玄侑 宗久/著 文藝春秋 5時間54分

内容:四雁川の流域に暮らす者たちを通し、生死や悲喜に臨む姿を静かに描く7篇。想像の町を舞台に人々の生と死を緻密に描く。『文學界』『三田文学』掲載をまとめて単行本化。

13「死ねばいいのに」京極 夏彦/著 講談社 10時間15分

内容:死んだ女のことを教えてくれないか。無礼な男が私に尋ねる。私は彼女の何を知っていたのだろう。暴かれる噓、晒け出される業、浮かび上がる剝き出しの真実。人は何のために生きるのか...。『小説現代』連載を加筆・訂正し書き下ろしを追加。

14「逍遙の季節」乙川 優三郎/著 新潮社 7時間23分

内容:芸に生きているのか、生かされているのか。人並みの幸せに恵まれず、活花と踊りに打ち込むしかなかった紗代乃と藤枝。技芸に魅せられた女たちを描く、芸道・時代小説短篇集。『小説新潮』掲載を単行本化。

15「空をゆく巨人」川内 有緒/著 集英社 12時間10分

内容:現代アートのスーパースター蔡國強と、世界最大99000本の桜を植える福島の男、志賀忠重。国籍も職業も生き方も異なるふたりの男の人生と、彼らが築いてきた友情、そこから生み出された「美術作品」を追う。

16「露草の契り」山田 剛/著 学研パブリッシング 7時間14分

内容:日本橋の袂に、亡き人への文を預かる娘が立つと噂になる。馬喰町の旅篭・倉田屋の「旅の用心棒」和木新十郎も、強く興味を覚えた。ある日、両親を連れた若い娘が倉田屋に日帰り旅の依頼に訪れる。愛しい者を想う喜びと切なさが胸に迫る、珠玉の二編

17「てのひらの闇」藤原 伊織/著 文芸春秋 14時間24分

内容:20年前に起きたテレビCMの事故が、二人の男の運命を変えた。その決着をつける時が訪れ、1人は自死を、1人は闘うことを選んだ。長篇ハードボイルド。

18「逃避行」篠田 節子/著 光文社 7時間56分

内容:家族だけを最優先に生きてきた主婦・妙子。五十歳になった今は、愛犬・ゴールデンレトリバーのポポが頼りだが、そのポポが、不幸な事故で隣家の子供を咬み殺してしまった。娘たち、夫の反応に失望し、世間のそしりから逃れるため、ポポをともなって出奔した妙子。彼女に救いは訪れるのか――。直木賞作家篠田節子による、「女性自身」連載の問題作。

19「煤煙」北方 謙三/著 講談社 14時間43分

内容:法を逆手に秩序に盾突く中年弁護士、青井正志。正義派ではない、金のためでもない。言いがかりのような裁判を起こし、有罪の人間を無罪にする。法を逆手にとる暗い喜び...。ハードボイルド長編。『小説現代』連載をまとめて単行本化。

20「ばにらさま」山本 文緒/著 文藝春秋 6時間07分

内容:冴えない会社員の広志にできた彼女はバニラアイスみたいに白くて冷たい "ばにらさま"。痛くて、切なくて、引きずり込まれる。日常の向こう側に見える心のあり様を捉えた6篇。

21「富士山」田口 ランディ/著 文芸春秋 8時間04分

内容:そうだ、僕らには富士山がある。この世界に暖かい光が差し込んでくる、せつなくも美しい魂の彷徨を描く4編を収録した、富士山にまつわる珠玉の連作短篇集。

22「微笑む人」貫井 徳郎/著 実業之日本社 8時間44分

内容:エリート銀行員の仁藤俊実が、「本が増えて家が手狭になった」という理由で妻子を殺害した。世間を騒がせたこの事件に興味を持った小説家の「私」は、ノンフィクションとしてまとめるべく関係者に取材を始めるが...。『月刊ジェイ・ノベル』連載を単行本化。

23「ま、いっか。」浅田 次郎/著 集英社 6時間32分

内容:自分のために笑え。人のために笑え。いつも背筋を伸ばし、鉄の心を忘れるな...。稀代の作家・浅田次郎が発信するオヤジ目線の現代考。著者の「ま、いっか。」の美学がきらりと光るエッセイ集。

24「町医北村宗哲」佐藤 雅美/著 角川書店 7時間52分

内容:江戸・芝神明前の医院はいつも大繁盛。腕利きであるうえに義に厚い宗哲だが、訳あって人を斬り、逃亡していた過去を持つ。そのためか、ついつい厄介な頼み事まで引き受けてしまうはめに...。人情とペーソス溢れる連作時代小説。

25「水の柩」道尾 秀介/著 講談社 7時間49分

内容:自分が"普通"で退屈なことを嘆く中学2年の逸夫と、両親が離婚し級友からいじめを受け"普通"を欲する敦子。ふたりは文化祭をきっかけに言葉を交わすようになるが、敦子には秘めた決意があって...。『小説現代』連載を書籍化。

26「雪見の刺客」山田 剛/著 学研パブリッシング 6時間11分

内容:お江戸見物の案内人は、若き三人の訳あり侍! 忠臣蔵の名所巡りが、いつしか忠義の男たちの仇討ち劇に......。空前の旅ブームに沸く天保期の江戸を舞台に、訳ありの男たちの活躍を描く、第17回歴史群像大賞佳作受賞作品。

27「夜を守る」石田 衣良/著 双葉社 8時間19分

内容:失踪した相棒を捜すダンサー。嫌がらせに悩むヤクザ。ひきこもりでシンナー中毒のイケメン。商店街をおびやかす"ハイカラ窃盗団"。 ひとり息子を通り魔に殺された老人と出会い、アメ横の平和を守るため全員集合! 4人のガーディアンの青春を描くストリートミステリー。

28「夜は満ちる」小池 真理子/著 新潮社 7時間01分

内容:日常の裏側に死者たちは佇む。妬み、嫉み、憎しみ、劣情、欺瞞、恐怖と、剝き出しの感情を露にした女たちが、日常にぽっかりと開いた闇の陥穽に捉われる瞬間を、夢うつつの美世界のなかに綴る。『小説新潮』等掲載をまとめて単行本化。

29「LAST」石田 衣良/著 講談社 7時間23分

内容:運転資金に苦しむ町工場主が闇金の返済期日にとった行動とは? 零細企業のサラリーマンが旧式のテレクラで垣間見た地獄とは? リアルで凶暴な世界に、ぎりぎりまで追い詰められた者たちが、最後に反撃する一瞬の閃光を描く短編集。直木賞受賞第一作。

30「リアルワールド」桐野 夏生/著 集英社 8時間02分

内容:母親を殺してしまった少年と、彼の逃亡を手助けすることになる4人の女子高生。遊び半分のゲーム感覚で始まった事件が、やがてリアルな悲劇に集約してゆく。現代人の心の闇を描く著者が、高校生の内面に切り込む衝撃作。

31「お鳥見女房」諸田 玲子/著 新潮社 8時間23分

内容:幕府隠密お鳥見役の一家は女房・珠世の機転で保っている。珠世のもとに、子沢山の浪人者が身を寄せることになった。苦難を機知と情愛でしのぐハートウォーミング連作時代小説。

32「蛍の行方」諸田 玲子/著 新潮社 8時間02分

内容:密命を帯び、お鳥見役の主が消息を絶って一年余り。留守を預かる女房珠世に心休まる日はない。ならば、せめてかかわりあった人を温かい気持ちで満たしたい。愛情あふれるシリーズ第2弾。人が人と暮らす哀歓を四季の移ろいのなかに描く連作短篇集。

33「鷹姫さま」諸田 玲子/著 新潮社 7時間42分

内容:将軍家の鷹狩りを司り、裏で諸藩の不穏な動きを探るお鳥見役。二年余も家をあけ、苛酷な務を終えた夫が帰ってきた。妻として母として女として、珠世の気苦労は深く重い。家庭のぬくもりにひたるシリーズ第3弾。

34「狐狸の恋」諸田 玲子/著 新潮社 8時間22分

内容:珠世の夫、伴之助が2年余の影働きから命からがら帰還し、矢島家は一家そろっての平穏な暮らしを取り戻しかけていたが、お鳥見役に任命された長男久太郎には縁談が持ち上がり、次男の久之助にも想い人が...。珠世の情と機転に今日も誰かが救われる。家族の絆に心打たれるシリーズ第4弾。

35「巣立ち」諸田 玲子/著 新潮社 7時間46分

内容:嫡男久太郎の婚姻の日が近づいていた。相手は、珠世の夫・伴之助に苛酷な陰働きを命じた前老中水野忠邦に連なる家の娘、鷹姫さま。そして珠世は妻から姑へ...。家族がひとり増えると、苦労も、喜びもまた増える。珠世の機転と情愛が家族を支えるシリーズ第5弾。

36「幽霊の涙」諸田 玲子/著 新潮社 8時間39分

内容:父と夫も務め、深い傷を二人の心と家族に残したお鳥見役のあの苦難に、家督を相続した長男がいま立ち向かっている...。留守を預かる珠世と家族は耐えて待つしかないのか。家族の真の絆を描くシリーズ第6弾。『小説新潮』掲載を書籍化。

37「来春まで」諸田 玲子/著 新潮社 8時間33分

内容:主どのが家督を譲り、珠世もついに「お鳥見女房」を引退。苦難と辛い別れを乗り越え、やっと訪れた穏やかな日々。だが「来る者は拒まず」が信条の珠世のもとには、またも次々と難題が降りかかり...。知恵と慈愛に充ちたシリーズ第7弾。『小説新潮』掲載を書籍化。

2 デイジー図書(当館作製分15点)

1「生きのびるための流域思考」岸 由二/著 筑摩書房 7時間34分

内容:上流で大雨...ここは降っていなくても危険!水土砂災害は、豪雨ではなく、「流域」という地形や生態系が引き起こす現象。流域の基本構造や水循環機能、鶴見川流域の総合治水などを紹介し、流域思考の治水や自然保護、持続的な未来づくりについて考える。

2「いのちの電話カウンセリング」新村 豊/著 日本YMCA同盟出版部 9時間33分

内容:『みんなでカウンセリング』の続編で、素人のカウンセラーが犯しやすい失敗に目を向け、そこに重点を置いた学習ができるよう考えられている。悩める人の良き隣人になれるよう、カウンセラー向けに書かれた1冊。

3「おじいちゃんとの最後の旅」ウルフ・スタルク/作、キティ・クローザー/絵、菱木 晃子/訳 徳間書店 3時間13分

内容:おばあちゃんが亡くなって、病院に入院しているおじいちゃんが、死ぬ前に家に取りに行きたいものがあるという。ぼくはおじいちゃんのために、病院を抜け出すカンペキな計画を立てた...。切ない現実をユーモアでくるみ、巧みに描いた物語。

4「自殺予防いのちの電話」日本いのちの電話連盟/編 ほんの森出版 11時間30分

内容:自殺予防を中心に、人々の悩みの相談にのる電話相談活動を行っている日本いのちの電話連盟。いのちの電話相談事業の歴史や理念、数々の実績と経験に基づいた研修や実践の方法、新たな展望などをまとめる。

5「小説家の休暇」三島 由紀夫/著、佐伯 彰一/編、松本 健一/監修 日本図書センター 4時間58分

内容:日記という形式を用いて、小説、戯曲、世相、さらには人間概念にまで縦横無尽に思索を進めた表題作。

6「生活保護解体論」岩田 正美/著 岩波書店 13時間50分

内容:不正受給、社会保障費の圧迫と、絶えず強いバッシングにさらされてきた生活保護。だが今、制度を利用する人の半数以上は高齢、単身、年金受給者である。誤解・俗論を退け、社会保障制度全体の中に生活保護を位置付けなおす。

7「戦争体験」安田 武/著 未来社 9時間27分

内容:わかりやすい伝承は何を取りこぼしてきたのか。異常で圧倒的であり、自らの現在を決定づけた戦争体験とその伝承の難しさについて、戦中派である著者が切々と書き綴る。断片的で矛盾に満ちた体験を直視し、その「無念」を問う。

8「そして今日も川は流れる」生源寺 美子/作、藤本 四郎/絵 ポプラ社 9時間38分

内容:川は流れていないかのように堂々と落ち着き払い、悠々と急ぎもせず、柊子の喜びも悲しみも飲み込んで流れる。「やさしく川は流れて」「きらめいて川は流れる」に続く、3部作完結編。朝鮮へ渡った12歳の柊子を描く。

9「地上に星座をつくる」石川 直樹/著 新潮社 8時間47分

内容:ヒマラヤ遠征を繰り返し、北極海でシロクマに出会い、沖縄で漂着クジラの亡骸に手を合わせ、ユーコン川をカヌーで下りアラスカへ。カメラを携え未知なる世界と出会い続ける7年間の身体と思考の軌跡。『新潮』掲載を書籍化。

10「「治療の場所」の歴史」橋本 明/著 六花出版 15時間56分

内容:精神病患者の「治療の場所」であった、ベルギーの街ゲール。その起源にまで遡りつつ、近未来の精神医療のあり方を探る。

11「都市」シマック/著、ブリッシュ/著 早川書房 11時間43分

内容:人口は郊外へ、宇宙へと分散し、やがて都市は廃墟(はいきょ)と化した。時間の経過とともに、人類の存在さえ神話と化してしまった世界で、人間の文明にとってかわるのは犬たちである。彼らは言語能力を獲得し、平和に地球を支配しながら古代の文献を整理検討し、幻の人類伝説の再構成を試みる。

12「不確かな血」佐藤 昇/著 文景坊出版 23時間31分

内容:終戦当時、日本の孤児はどうして中国に取り残され、その後どのような運命を辿らされたのか。残留孤児二世は、日本の社会とどのようにして向き合ったのか。そして、完全な日本人でもなければ完全な中国人でもない、残留孤児三世は、何に葛藤し、何を想うのか。中国残留孤児三世の著者が、自身が感じたこと、考えたこと、悩んできたことなどを投影し、「日本と中国」「アイデンティティー」を主旨に描いた小説。

13「ボグ・チャイルド」シヴォーン・ダウド/作、千葉 茂樹/訳 ゴブリン書房 10時間40分

内容:1981年、北アイルランド。国境近くの村に暮らす高校生・ファーガスは、紛争が続くこの土地から離れて、イギリスの大学で医者になることをめざしてい た。ある日、こづかい稼ぎに泥炭の盗掘にでかけた湿地〈ボグ〉で、少女の遺体を発見する。絞殺の跡がある"湿地の少女"の死の真相とは?

14「ミシンの見る夢」ビアンカ・ピッツォルノ/著、中山 エツコ/訳 河出書房新社 9時間45分

内容:19世紀末の身寄りのない日雇いのお針子の少女が、針仕事を請け負うなかで知った、上流家庭の驚くべき秘密...。疫病のために家族を失い、祖母に育てられた貧しい少女が、ひとりの女性として成長していく姿を描く。

15「やさしく川は流れて」生源寺 美子/作、藤本 四郎/絵 ポプラ社 7時間34分

内容:昭和の初めにうまれた柊子という女の子の目を通して、肩をよせあい心を一つにして生きていく一家の姿を、川の流れに托して描く。

16「多摩のあゆみ 183号」たましん地域文化財団歴史資料室/編 たましん地域文化財団  7時間39分

内容:多摩の銭湯

17「多摩のあゆみ 185号」たましん地域文化財団歴史資料室/編 たましん地域文化財団  6時間43分

内容:多摩、東京のことばの移りかわり

3 定期刊行物の貸出について

当館では雑誌の定期貸出も行っています。現在、貸出している雑誌を紹介しますので、ご希望がありましたら、ご連絡ください。新たに『点字毎日 音声版』の貸出をはじめました。

1 日経パソコン 日本ライトハウス

2 文芸春秋 JBS日本福祉放送

3 福祉労働 読売ボランティアセンター

4 歴史街道 大田区声の図書室

5 週刊朝日 千葉県点字図書館

6 週刊現代 神奈川県ライトセンター

7 週刊新潮 日本ライトハウス情報文化センター

8 週刊読書人 神奈川県ライトセンター

9 週刊文春 秋田県点字図書館

10 週刊ポスト 福井県視覚障害者福祉協会 情報提供センター

11 月刊PHP  株式会社PHP研究所 社会活動部

12 日経サイエンス マリア文庫

13 月刊中央公論 読売ボランティアセンター

14 多摩のあゆみ 東京都立多摩図書館

15 毎日新聞コラム(抜粋) 東京都立多摩図書館

16 ラジオ深夜便 読売ボランティアセンター

17 明日の友 読売ボランティアセンター

18 NHKきょうの健康 読売ボランティアセンター

19 点字毎日音声版 毎日新聞社

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