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視覚障害者サービス情報

2022年10月31日更新

日頃、当館をご利用いただきありがとうございます。「視覚障害者サービス情報 第72号」をお届けします。この「視覚障害者サービス情報」に関するお問合せの他、貸出のリクエストなどについてもお気軽にお寄せください。

* この冊子は年3回発行です。録音版、点字版、拡大文字版、データ版を用意しています。
* 各図書紹介の情報は、書名、副書名、著者名、出版社名、出版年、所要時間、ジャンル、内容紹介の順に記します。

問合せ先

東京都立中央図書館 視覚障害者サービス室
住所 〒106-8575 東京都港区南麻布5-7-13
電話 03-3442-8451 内線3111
メールアドレス roudoku@library.metro.tokyo.jp
都立図書館ホームページ https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/

本号の内容

1 令和4年度休館日のご案内
2 当館の天井改修工事期間中の視覚障害者サービス業務について
3 当館作成新作デイジー図書のご紹介
4 企画展示「みんなの積ん読展」

1 令和4年度休館日のご案内

11月:10日(木)・18日(金)
12月:1日(木)・16日(金)
特別整理期間及び図書館システム更新に伴う臨時休館 令和4年12月19日(月)〜令和5年1月11日(水)
この期間は、すべてのサービスを停止します。
1月:20日(金)
2月:2日(木)・17日(金)
3月:2日(木)・17日(金)

2 当館の天井改修工事期間中の視覚障害者サービス業務について

当館では、令和5年2月までの予定で、利用者入口ホール及び中央ホールの天井改修工事を実施しています。
対面音訳等のすべての来館サービスについては、当面の間3階の視覚障害者サービス室にて継続しています。ただし、期間中は、騒音・振動が生じることが予想されるため、状況を見ながら場所を5階の交流ルームに変更させていただく可能性がありますことをご承知おきください。
詳細につきましては、対面音訳をご予約いただく際にご案内いたします。皆様方には、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
電話によるお問合せ、貸出には通常通り対応しておりますのでご利用ください。ご不明な点につきましては、電話・メールにて視覚障害者サービス室までお問合せください。

電話 03-3442-8451 内線3111
メールアドレス roudoku@library.metro.tokyo.jp

3 当館作成新作デイジー図書のご紹介

(1) 日本的生活の基点 日本生活文化史 3、阿部 猛 [等]著、河出書房新社、1974年、18時間30分、風俗史・民族史
内容:本書では9世紀末から、鎌倉に武士の政権が樹立した12世紀末までを取り上げています。宮廷をはじめとする上流貴族の生活様式に圧倒的な影響を持っていた中国風、朝鮮風の生活文化が日本の風土に適応した新しいものへと転換していきます。寝殿造の成立、漢詩文とカナ文字の発達、信仰、地方文化の形成など、日本人の生活様式の源流に遡って考えていきます。

(2) 子の利益に適う離婚協議 子どもの未来を考えた協議条項のつくり方、平田 厚著、第一法規、2021年、8時間21分、民法
内容:離婚協議を行うにあたって、どこにポイントを置くべきかが分かる1冊です。
子供の未来のため、離婚後の確実な経済的利益の確保を前提として夫婦間の平等や公平に配慮した内容にしておく必要があります。本書では、それらの要請に応えられる離婚協議の文例を考え、基礎知識を解説しています。

(3) 音と文明 音の環境学ことはじめ、大橋 力著、岩波書店、2003年、36時間1分、振動学・音響学
内容:「音の環境学」という学問分野について、深く刻み、1冊にまとめています。音という情報は私たちの体と心に対して強力でしかも複雑な働きかけを持っています。最先端科学技術を駆使して熱帯雨林の音やガムラン音楽が脳に与える活性を調べることにより、音響学の常識を打破し、アナログ世界の持つ本質的重要性を明らかにしていきます。

(4) 帝都東京・隠された地下網の秘密 2、秋庭 俊著、洋泉社、2004年、7時間58分、鉄道・工学
内容:東京には戦前に知られざる地下網が築かれ、戦後も隠されてきたという立場で東京の地下網の真実が語られています。どのような理由で隠されてきたのか、テロ対策・国家防衛のためか、あるいは巨大な利権のためなのか。ジャーナリストである著者が様々な角度で地下空間の秘密を明らかにし、核心へと踏み込んでいきます。

(5) 症例でわかる精神病理学、松本 卓也著、誠信書房、2018年、20時間20分、内科学
内容:本書は、様々な精神障害の症例を学び、精神病理学の観点から理解できるようになることを目標として書かれています。各章の冒頭では、「DSM-5」対応の最新の基礎知識を概説し、代表的な立場ごとに主要な学説を網羅し、項目ごとに必ず症例が提示されています。具体的・実践的に「わかる」精神病理学の入門書です。

(6) 針灸治療大全、張 文進編著、東洋学術出版社、2014年、49時間24分、臨床医学
内容:臨床の第一線で各分野における治療効果の向上に努めてきた著者が、膨大な実践例を収集・整理したうえで編纂出版した1冊です。各病症について詳細かつ簡明に概説しており、内科・外科・婦人科・小児科・男性科・五官科・その他に分類した548病症が収録されています。

(7) 西欧文明の衝撃 日本生活文化史 7、天野 安治[等]著、河出書房新社、1974年、22時間47分、風俗史・民族史
内容:江戸時代末期の1830年(天保元年)から1877年(明治10年)の西南戦争の時期までを取り上げています。封建国家が倒れ、天皇を中心とする中央集権的な統一国家が誕生し、近代的な諸改革を進めていきます。商業の拡大、殖産興業計画と産業技術の導入、不平等条約、富国強兵策、自由民権運動など、西欧文明を積極的に摂取しながらも混乱を極めた当時の歴史を知ることができます。

(8) カランヂル駅 ブラジル最大の刑務所における囚人たちの生態、ドラウジオ・ヴァレーラ著、春風社、2021年、11時間、刑法・刑事法
内容:1992年10月、軍警察による囚人の大虐殺が発生したサンパウロのカランヂル刑務所。医師として1989年から刑務所内に勤務していた著者は刑務所内の様々な謎に関わりあっていきます。個性あふれる囚人たちのエピソードが映画のシナリオのような趣で生き生きと描かれています。

(9) 生活のなかの国家 日本生活文化史 8、尾崎 秀樹[等]著、河出書房新社、1974年、23時間9分、風俗史・民族史
内容:本書では、1877年(明治10年)の西南戦争終結の時期から1905年(明治38年)の日露戦争終末までを取り上げています。日本資本主義の成立と成熟の時代であるとともに、近代的天皇制が強力な足場を築いていきます。資本主義国としての日本を顕在化させ、それに伴う諸文化を開花させていきます。軍事産業と財閥、国内市場の発展、帝国憲法と天皇制など、興味深い内容となっています。

(10) カント全集 第7巻、カント 著、深作 守文訳、理想社、1965年、22時間39分、ドイツオーストリア哲学
内容:本書は、カント倫理学の原理を述べる人倫の形而上学の基礎づけ(1785年)及び実践理性批判(1788年)を含む倫理学の根本原理の内実、あるいは基礎ともいうべきカントの倫理的精神に触れつつ、詳細な解説を加えた1冊です。カント倫理学が成立していった過程を学ぶことができます。

(11) 忘却する戦後ヨーロッパ 内戦と独裁の過去を前に、飯田 芳弘著、東京大学出版会、2018年、15時間5分、政治史事情
内容:ナチズムとそのヨーロッパ支配が崩れた第2次世界大戦直後から1950年代、南欧の権威主義体制が倒れた1970年代、東欧の共産主義体制が次々と崩壊した1989年以降。戦後ヨーロッパの事例の解明から政治における過去の忘却という現象を理解し、考察していきます。何が記憶を封じ、何が忘却を促すのか。恩赦、戦犯の解放、「神話」の創造など、民主化過程に現れた「忘却の政治」の具体的内容を明らかにする1冊です。

(12) 米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方、L.デビッド・マルケ著、花塚 恵訳、東洋経済新報社、2014年、8時間51分、社会学
内容:攻撃型原子力潜水艦サンタフェでは、従来の「リーダーが部下に命じる」というアプローチとは対照的に、「リーダーが部下に委ねる」というアプローチを実践し、乗員に権限を付与しています。本書では、そのために、実際に導入された仕組みを具体的に紹介し、時間とともにどう成熟していったのかが分かるようになっています。人との接し方について教えてくれるものばかりなので、誰でも活用でき、ビジネスや家族など、どんな組織にもあてはめられる内容となっています。

(13) 汽船の時代と航路案内、松浦 章著、清文堂出版、2017年、27時間47分、海運
内容:19世紀末から世界の海運国として君臨した日本の汽船会社が、顧客を勧誘する手段として「航路案内」を配布していました。それらは汽船会社が活躍した時代の重要な証拠となっています。本書では、日本と中国・台湾・北米航路を中心に、日本郵船・大阪商船等の「航路案内」を紹介し、汽船の時代を鮮やかによみがえらせていきます。

(14) 日本庶民生活史料集成 第6巻 一揆、森 嘉兵衛編、原田 伴彦編、青木 虹二編、三一書房、1968年、115時間29分、風俗史・民族史
内容:封建社会における階級対立が顕在化した「一揆」について、300年間の農民闘争の記録が時代ごとにまとめられた1冊です。惣百姓一揆の形態をとった一揆に重点を置いて書かれています。代表的な一揆から歴史的発展をたどれるような一揆まで工夫して取り上げられています。

(15) 海の地政学 覇権をめぐる400年史、竹田 いさみ著、中央公論新社、2019年、11時間5分、世界史
内容:航路や資源、国際的な法制度など多様な論点から、400年に及ぶ海をめぐる激動の歴史を描き出しています。前半では、海洋という地理的空間が支配されるまでの時代について、後半では、海洋が支配される時代から管理される時代へと移行していく様子や現状分析が中心にまとめられています。各国の思惑が交錯し、形作られてきた海洋秩序を前にして、海に囲まれた日本はどう向き合うべきかを考えていきます。

4 企画展示「みんなの積ん読展」

いつか読みたいと思っているけどまだ読めていない。そんな「積ん読(つんどく)」本はありませんか。都立図書館では、「みんなの積ん読展」として、みなさんの「積ん読」本を募集しました。今回の募集では、Web、SNS、館内投票から計375票が集まりました。結果については、みんなの積ん読ランキングとして都立図書館ホームページに掲載しています。あわせて、みなさんが積ん読してしまった理由や、読んだ図書館員からのアドバイスなどもありますのでご覧ください。
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/tundoku/rank/index.html

ランキングの1〜3位までのタイトルと投稿者の声をホームページから抜粋して掲載し、視覚障害サービス室のご利用者の方にも楽しんでいただけるように、音声デイジー、テキストデイジー、点訳図書、カセットテープで作成されているものについてご紹介します。

みんなの積ん読ランキング
第1位 『失われた時を求めて』1〜14、プルースト作 吉川一義訳、岩波書店、2010〜2019年
(音声デイジー)
1913年から1927年に渡り刊行された、フランスの作家マルセル・プルーストの小説です。二十世紀を代表する長編小説のひとつとも言われる作品です。
投稿者の声:恩師に薦められた本。「大学入学後、やることがない・やる気が起きないと思ったらこの本を読みなさい。大体の人は読み切る前にやるべきことが見つかるし、読破できたならそれも一つの成果になる」と仰っていました。

第2位 『ユリシーズ』1〜3、ジェイムズ・ジョイス著、丸谷才一、永川玲二、高松雄一訳、集英社、1996〜1997年
(音声デイジー、点字データ、カセットテープ)
2位も長編小説がランクイン。2022年は『ユリシーズ』出版から100年目にあたります。
投稿者の声:四半世紀経つも積ん読のまま。もはや老後の宿題です。

第3位(同票5作品の1)
『かがみの孤城』辻村深月著、ポプラ社、2017年
(音声デイジー、テキストデイジー、点字データ、カセットテープ)
2018年度の本屋大賞を受賞したミステリーファンタジーです。
投稿者の声:学校が苦手だった人にこそ読んで欲しいとか、最終的には救われると聞いて読み始めたものの、序盤から憂鬱でつらい。評判の良い作品だから、読んだら得るものはあるのだろうとは思うのですが...。

第3位(同票5作品の2)
『レ・ミゼラブル』1〜5、ヴィクトール・ユゴー著、西永良成訳、平凡社、2019〜2020年
(別書誌にて音声デイジー有)
1862年に刊行されたフランスの長編小説です。読んだことはなくても、映画やミュージカルは観たことがある人も多いのではないでしょうか。日本では『ああ無情』という邦訳でも有名です。
投稿者の声:フランス語は分からないので、英語で読もうと決意してから、何年も積ん読状態に...。

第3位(同票5作品の3)
『詳注版カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー著、杉里直人訳、水声社、2020年
(別書誌にて音声デイジー有)
1879年から1880年にかけて発表された、ロシアの作家ドストエフスキー最後の長編小説です。
投稿者の声:呼び名が多すぎて諦めました。読もう読もうと思っている間に、教授に重大なネタバレをされてがっくし。何十年も前に完結してるから、ネタバレも何もないですけどね!

第3位(同票5作品の4)
『罪と罰』1〜3、ドストエフスキー著 亀山郁夫訳、光文社、2008〜2009年
(点字データ)
1866年に発表された長編小説です。二作目のドストエフスキーのランクインです。
投稿者の声:上下セットで購入。思っていた以上に壁は高く厚く。もう少し歳を重ねてから、もう少し余裕ができてからと思いつつ...。

第3位(同票5作品の5)
『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』上・下、ユヴァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之訳、河出書房新社、2016年
(音声デイジー、テキストデイジー、点字データ)
2017年度の「ビジネス書大賞」を受賞した、ベスト3内で唯一のノンフィクションです。
投稿者の声:少し読み進めてはまた積まれ。思い出して読んではまた積まれ。

もっと知りたい「みんなの積ん読」(8位から12位)は、ホームページに掲載しております。

72号では、読書の秋ということで、図書の紹介をメインにしました。みなさまのお気に入りの1冊とともに秋の夜長をゆったりと過ごされてみてはいかがでしょうか。

※ダウンロード等のお問い合わせは当館視覚障害者サービス担当まで

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