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視覚障害者サービス情報

2022年6月30日更新

日頃、当館をご利用いただきありがとうございます。「視覚障害者サービス情報 第71号」をお届けします。この「視覚障害者サービス情報」に関するお問合せの他、貸出のリクエストなどについてもお気軽にお寄せください。

* この冊子は年3回発行です。録音版、点字版、拡大文字版、データ版を用意しています。
* 各図書紹介の情報は、書名、副書名、著者名、出版社名、出版年、所要時間、ジャンル、内容紹介の順に記します。

問合せ先

東京都立中央図書館 視覚障害者サービス室
住所 〒106-8575 東京都港区南麻布5-7-13
電話 03-3442-8451 内線3111
メールアドレス roudoku@library.metro.tokyo.jp
都立図書館ホームページ https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/

本号の内容

1 令和4年度休館日のご案内
2 当館の天井改修工事及び臨時休館、対面音訳サービスの提供について
3 当館作成新作デイジー図書のご紹介
4 シネマデイジーでほっと一息!!

1 令和4年度休館日のご案内

7月:7日(木)・15日(金)
図書館改修工事準備期間による臨時休館 7月19日(火)〜8月4日(木)
8月:19日(金)
9月:1日(木)・16日(金)
10月:6日(木)・21日(金)
11月:10日(木)・18日(金)
12月:1日(木)・16日(金)
特別整理期間及び図書館システム更新に伴う臨時休館 令和4年12月19日(月)〜令和5年1月11日(水)
1月:20日(金)
2月:2日(木)・17日(金)
3月:2日(木)・17日(金)

2 天井改修工事及び臨時休館、対面音訳サービスの提供について

当館では今年度、利用者入口ホール及び中央ホールの天井改修工事を予定しています。内容としては、耐震改修として、重量天井から軽量天井に張り替える工事となります。
工事期間は、令和4年8月から令和5年2月までの予定です。期間中は、利用者エリアを変更及び縮小して来館サービスを継続します。
その準備のために令和4年7月19日(火)から8月4日(木)まで臨時休館となります。臨時休館中は、対面音訳等のすべての来館サービスを休止させていただきます。
電話によるお問合せ、貸出には対応いたしますが、電話工事の関係で繋がらない時間帯がありますことをご承知おきください。
また、8月5日(金)からは、3階の対面音訳室がご使用いただけなくなります。そのため、5階の交流ルームを使い、実施できるように現在調整を図っています。
詳細につきましては、対面音訳をご予約いただく際にご案内いたします。
期間中は、騒音・振動が生じる可能性があります。予めご承知おきください。皆様方には、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ご不明な点につきましては、電話・メールにて視覚障害者サービス室までお問合せください。
電話 03-3442-8451 内線3111
メールアドレス roudoku@library.metro.tokyo.jp

3 当館作成新作デイジー図書のご紹介

(1) 越境する障害者 アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌、戸田 美佳子 著、明石書店、2015年、10時間51分、身体障害者
内容:アフリカ熱帯林のなかで身体障害を抱えて生活する人びとの営みを描写した一冊です。舞台はコンゴ盆地に広がる世界第2位の森林面積を誇るカメルーンの熱帯林です。そこに暮らす障害者がいかに生活環境や社会的境界を横断しながら、日々の生活を確立しているのか、その様に焦点が当てられています。
狩猟採集民、農耕民社会で著者が出会った4人の身体障害者の日常をモノグラフとして描いています。
障害者の生活の実態を把握することを通してアフリカの重層的社会を紐解いていきます。

(2) 築地、テオドル・ベスター 著 和波 雅子 訳 福岡 伸一 訳、木楽舎、2007年、31時間19分、魚市場
内容:取引や経済的制度は、日本人の生活の文化的・社会的傾向に深く根付き、かつそれらによって形作られています。
東京のすし職人にも家庭の主婦にも食材を提供してきた世界最大の鮮魚冷凍水産物市場築地について、経済、流通、食文化、消費、制度、社会、伝統、歴史からダイナミックにその全貌を記した1冊です。
アメリカの人類学者である著者が1989年から「築地」のフィールドワークを行ない、東京の水産物市場を入念に調べ上げ、日本経済の特異性、流通ルートの仕組み、社会組織やその価値観などについて、「築地」をキーワードとして鮮やかに描きます。

(3) サラエボの女、イヴォ・アンドリッチ 著、田中一生 訳、恒文社、1982年、13時間16分、文学
内容:主人公は、生涯お嬢さんと呼ばれた女性です。
初老の主人公ライカがベオグラードで孤独に死体となって発見されるところから物語ははじまり、サラエボの少女時代からその死に至るまでが書かれています。
彼女の父親は、セルビア人の高名な商人でしたが、古い商業道徳のゆえに没落し、「あらゆる思いやりを捨て、倹約に努め、世間の人を見返してくれ」という遺言を残します。
彼女はその遺言をかたくなに守りとおし、戦争や内紛に翻弄され続けながらもひたすら蓄財と倹約に励んだ生涯を送ることになります。

(4) 機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ、久保 明教 著、講談社、2018年、10時間45分、情報と社会
内容:本書では、機械という「他者の視点から自己を捉え、自己を変化させていく営為」を機械のカニバリズムと呼び、その問題点と可能性を探っていきます。
人類学のカニバリズムの観点から、機械(AI等)と人間の接点、相互関係と変化について論じられています。
「将棋電王戦」から、ソフトという他者と出会った将棋がいかなる変容を遂げたのか、ツイッターなどのSNSによる自己変容などの例から人間なきあとの人類学の構想に至ります。

(5) 国際人権入門、申 惠【ボン】 著、岩波書店、2020年、8時間8分、国際法
内容:日本社会で起きている人権問題も、国際人権基準に照らして考えることで解決への新たな視座が得られる場合が少なくありません。
本書では、豊かな内容を持つ国際人権法の姿を概説し、外国人の人権、人種差別の撤廃、女性の権利の保護、学生の学ぶ権利など、具体的な事件を題材にその活かし方を考えます。
国際人権基準を踏まえることでどれだけ人権問題の解決を図っていくことができるのかを考えさせてくれる一冊です。

(6) 新幹線ネットワークはこうつくられた 技術の進化と現場力で築いた3000キロ 交通新聞社新書 215、高松 良晴 著、交通新聞社、2017年、12時間30分、新幹線
内容:昭和39年に開業した東海道新幹線に始まる我が国の新幹線鉄道は、山陽・東北・上越・北陸・九州・北海道の各新幹線を合わせて営業キロ約3000キロに及び、高速・安定・大量輸送を可能にしたネットワークとして機能しています。
本書では、先人たちが幾多の困難を克服して築いてきた新幹線建設のリアルな歴史と、そこで培われてきた技術の進化をわかりやすく紹介しています。
元国鉄建設局技師の著者が語る全国の新幹線建設記録です。
各線のルート選定の話や建設時の苦労、東京〜大宮間の用地買収と地域住民の説得、北陸新幹線での在来線の橋梁建設のエピソードなど、興味深い内容が書かれています。

(7) 日本野球史、国民新聞社運動部 編、ミュージアム図書、2000年、14時間4分、野球
内容:明治4年に我が国に野球が伝わり、創始時代から明治39年の早慶戦中止までを綴った、昭和4年厚生閣書店刊の新版です。
野球は、日本人の気質にあっていたのか、年を追うごとに盛んになっていきます。「素手にハカマ」という扮装で始めた初期からの記録です。
魔法扱いされたカーブ、子規や漱石の野球観、意外に多かった国際試合、学生チームの最初の対抗試合、早慶台頭時代、スタンフォード大学との一戦、熱狂的な応援ぶりなど、それぞれの出来事や試合結果までもが詳細に書かれています。

(8) ドリナの橋 現代東欧文学全集 第12、アンドリッチ 著、松谷 健二 訳、恒文社、1966年、19時間14分、文学
内容:ボスニア地方の美しい石橋「ドリナの橋」を舞台に、橋の上を去来する人間たちの運命が、中世から3世紀半にわたって、まるで大河の流れのごとく、ゆったりとした筆致で描かれています。
オスマン帝国時代に橋ができてからボスニア紛争で破壊されるまでの時代の変化を追って、その時代を生きた人々が人生を繰り広げていきます。
戦争、信仰、政治、トルコの支配、オーストリアの統治、民族意識の目覚めといった歴史の出来事はすべてこの橋において一人一人のドラマへとつながっていきます。この橋自身を主人公とした数々のエピソードからなる年代記となっています。

(9) 黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語、石田 敏徳 著、講談社、2014年、7時間 24分、競馬
内容:日本有数の種牡馬にまで成り上がったステイゴールドのサクセス・ストーリーです。
「50戦7勝、2着12回、3着8回」現役時代、なかなかGⅠで勝ち切れなかった馬が、オルフェーヴル、ゴールドシップといったGⅠ産駒を次々と輩出させます。
本来の主人公である馬と、それを支える周辺の人々に焦点を当て、主にホースマンたちの様々な思いが描かれています。ステイゴールドとその産駒たちに向けられる情熱は、競馬そのものの醍醐味にも通じています。

(10) 日本的生活の完成 日本生活文化史 6、池上 彰彦 [等]著、河出書房新社、1974年、17時間19分、風俗習慣
内容:本書では1652年(承応元年)から1829年(文政末年)までの江戸時代中期を取り上げています。
約2世紀にわたり、鎖国が強行された期間です。一方で、長崎を窓として、学問、思想、芸術など、中国や西欧の文化を摂取することができたことから、古代以来の日本の伝統文化に新たなる様相を多分に付け加えることになります。
徳川幕藩体制が確立し、長期の平和をもたらし、かつ参勤交代によって中央と地方の活発な文化交流が深まっていきます。
日本人らしい文化生活が町にも村にも熟し、実った時代です。
封建制が最も典型的に現れた時代の中で、その典型を突き破って新しい文化生活を開拓していきま
す。
生産力の充実、交通・運輸の発達、近世的村の成立、庶民の日常など、豊富な図とわかりやすい文章で当時の生活が浮かび上がります。

4 シネマデイジーでほっと一息!!

デイジー再生機で、手軽に映画が楽しめるシネマデイジーをご存じでしょうか。
シネマデイジーは、2013年8月より開始されたサービスで、映画本編の主音声を、登場人物の動きや場面などの視覚情報を言葉で説明した音声解説とともに一枚のCDに録音したものです。
映像を見ることはできなくても、サウンドはそのままに、解説付きで臨場感たっぷりの映画を楽しむことができます。
デイジー形式で製作されているので、作品情報、キャストの紹介、映画の本編などに簡単に移動することができます。
最近シネマデイジーで懐かしい映画を発見しました。
釣りバカ日誌です。昭和から平成にかけての代表的日本映画で、現在もキャストを変えながら親しまれています。よくテレビでも繰り返し放送されている人気作ですのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
私は学生時代このシリーズのDVDを何本も借り、暇つぶしに一人下宿で楽しんでおりました。
スーさんとハマちゃんの共通の趣味である釣り。釣りに行くために家族、会社の同僚、友人、全国の釣り仲間やヒロインたちを巻き込んでの大騒動、様々な形で展開されていく人間模様がコミカルに描かれており、笑えて、かつ明るい気持ちにさせてくれるシリーズです。
登場するキャラクターたちが繰り出すテンポの良いセリフの数々と巧妙な掛け合いが楽しくて引き込まれてしまいます。
サピエにてシネマデイジーを検索していたところ、このシリーズがアップされており、嬉しくなって、時間を忘れて片っ端から聞き入ってしまいました。
DVDなどでは、セリフによる面白さは感じ取れるものの、動きの多いシーンなど、様子が伝わってこないことが多くありました。
改めてシネマデイジーを聞いてみたところ、セリフとともに登場人物たちの動きに合わせた音声解説が入り、同じシーンの解説を繰り返し再生することも可能なため、「あのセリフのときは、こんな動きをしていたのか」とか、「この海釣りのシーンではこんなに大きな魚が釣れていたのか」など、リアルな再発見があり、作品により深く入り込むことができました。
第1作では、四国・高松で暮らす釣りバカの浜崎伝助が東京本社への転勤辞令を受けたところから始まり、地下の食堂街での鈴木一之助社長との出会い、二人が「浜ちゃん」、「スーさん」と呼び合う間柄になっていくまでの関係が興味深く描かれており、このシリーズの原点とも言える作品です。
第20作目のファイナルでは、出世よりも釣りを優先するサラリーマン浜ちゃんが業績悪化の鈴木建設のピンチを救い、会長賞まで取ってしまうところが印象的で、相手先の重要人物と釣りの話で盛り上がり、一緒にスポーツジムで汗を流したり、銭湯に入るなどの場面もあり、200億円以上の金額を受注してしまうというシーンが何とも痛快でした。
いつの時代もその時の出来事や背景を象徴してきた釣りバカ日誌ですが、1作目からファイナルまで変わることのない関係性やキャラクターの持つ魅力のとりこになってしまい、ほのぼのと安心感を与えてくれるシリーズでした。
デイジー再生機1台でいろいろな作品を楽しませてくれるシネマデイジー。今後も多くの作品がアップされることを期待してやみません。
サピエ図書館にコンテンツが登録されているシネマデイジーの目録が半期(6月末、12月末)ごとに更新されています。みなさまにとってのお気に入りの1作がきっと見つかることでしょう。

[シネマ・デイジー]釣りバカ日誌 シリーズ第1作
 音声デイジー 1時間36分 日本ライトハウス情報文化センター
栗山富夫監督 やまさき十三原作・作 北見けんいち原作・画 山田洋次、桃井章脚本 三木敏悟音楽 西田敏行出演 三國連太郎ほか出演

[シネマ・デイジー]釣りバカ日誌 20 ファイナル
 音声デイジー 2時間2分 日本ライトハウス情報文化センター
朝原雄三監督 やまさき十三原作・作 北見けんいち原作・画 信田かずお音楽 西田敏行出演 三国連太郎ほか出演

[合成音]シネマ・デイジー目録 2021年12月1日現在
 音声デイジー 2時間6分 日本点字図書館

※ダウンロード等のお問い合わせは当館視覚障害者サービス担当まで

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