◇ 6月 おとうさんのほん
たぬきの一家が、つきみ山のてっぺんにすんでいます。おとうさんのたぬきちさんは、一日じゅうゆかたのねまきをきてつくえにむかっています。おかあさんは、いつもおそうじ、せんたく、おりょうりにおおいそがしです。 あるばん、みんなで音楽会にでかけますが、ひとあしさきにでかけたはずのおとうさんがみつかりません。どこにいったのでしょう。 なかがわ りえこ 文 なかがわ そうや 画 岩波書店 |
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夏休みに、七さいのチムはおとうさんと旅をすることになりました。村から村へ、くつなおしの仕事をするおとうさんといっしょに歩くのです。赤いくつをはいたチムは、「火のくつ」という新しい名前をもらい、サンダルをはいたおとうさんは「風のサンダル」になりました。リュックをしょって、ふたりの「旅がらす」の出発です。 ウルズラ=ウェルフェル 作 関 楠生 訳 童話館出版 |
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七ひきのこねずみたちが、ねるまえに、おとうさんにおはなしを一つねだりました。でも、おとうさんねずみは、ひとりに一つずつ、ぜんぶで七つも、はなしてくれました。ねがいごとをかなえてくれる、いどのはなしや、くもがねこのかたちにみえて、こわくなってしまうはなしです。 アーノルド・ローベル 作 三木 卓 訳 文化出版局 |
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つきのあかるいあるばん、きつねのとうさんが、えものをさがしにむらにでかけました。そっと、こやにしのびこみましたが、かもやあひるたちがおおさわぎです。 目をさましたジョンおじさんが、てっぽうをもってとびだしてきて、さあ、たいへん。 きつねのとうさんは、えものをくわえて、いちもくさんににげだしました。 ピーター・スピアー え 松川 真弓 やく 評論社 |
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今から百年も前のアメリカ開拓時代、とうさんが作った小さな家にローラ一家がすんでいました。とうさんは畑をたがやしたり、かりをしたり、かあさんはパンやハムを作ったり、ぬいものをしたり、いつもいそがしくはたらいています。なんでも自分たちで作らなければならないので、家族みんなが助け合ってくらしています。 ねるまえに、とうさんがお話をしてくれたり、バイオリンをひいてくれるのがローラたちの楽しみでした。 ローラ・インガルス・ワイルダー 作 恩地 三保子 訳 福音館書店 |
おとうさんのほん、もっと
スモールさんはおとうさん | ロイス・レンスキー ぶん・え わたなべ しげお やく |
福音館書店 |
ピッツァぼうや | ウィリアム・スタイグ 作 木坂 涼 訳 |
セーラー出版 |
おとうさんねこのおくりもの | メアリー・チャルマーズ さく・え まつの まさこ やく |
福音館書店 |
おやすみアルフォンス! | グニッラ=ベリィストロム さく やまのうち きよこ やく |
偕成社 |
寺町三丁目十一番地 | 渡辺 茂男 作 | 福音館書店 |
ぼくらは世界一の名コンビ! : ダニィと父さんの物語 |
ロアルド・ダール 作 小野 章 訳 |
評論社 |
ムーミンパパの思い出 | トーベ・ヤンソン 作・絵 山室 静 訳 |
講談社 |
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