◇ 9月 月のほん
おつきさまが、よぞらから下をみると、池のなかにもうひとりのおつきさまがいました。そこで、つきのぼうやをよんで、池のなかのおつきさまをつれてきてほしいとたのみました。つきのぼうやは、元気よくおりていきました。星をけとばし、雲をつきぬけ、どんどん下へ。まるいものには会いますが、どれもおつきさまとちがうようです。 イブ・スパング・オルセン さく・え やまのうち きよこ やく 福音館書店 |
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ちいさなあらいぐまのぼうやは、よるをみたくてたまりません。よるはどのくらいおおきくて、どんないろをしているのだろう。よるおきている、ふくろうにもあいたいのです。でも、おかあさんは、まんげつのよるまでまちなさいといいます。 まんげつをまつうちに、ぼうやはすこうしおおきくなりました。そして、あるばん、ぼうやはきっぱりと、よるをみにいくといいました。 マーガレット・ワイズ・ブラウン さく ガース・ウィリアムズ え まつおか きょうこ やく ペンギン社 |
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むかし、小さなおひめさまが、びょうきになりました。おひめさまは、お月さまをもらったら、きっとげんきになると王さまにいいました。でも、大臣にも、えらい大先生にも月をもってくることはできません。道化師だけが「すぐにとってきてあげますよ」とやくそくします。 おひめさまは、どんなお月さまをもらったのでしょうか。 ジェームズ・サーバー 文 ルイス・スロボドキン 絵 なかがわ ちひろ 訳 徳間書店 |
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こぎつねのルーファスは、夜中にひとりで川に行きました。空にはお月さまがのぼり、波の上には金色の星のかけらや月がかがやいています。ルーファスがつり糸を川に入れると、たちまち月のきれはしや小さな金色の星がひっかかってきました。うれしくて糸をなげていると、ちょっとのまに金色の山ができました。でも森には小さなきつねをねらうおそろしい動物がいたのです。 アリソン・アトリー 作 石井 桃子 訳 岩波書店 |
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あるときわらじ作りの名人のおばあさんが、月からウサギにのって下りてきたおじいさんにわらじを作ってあげました。そのお礼にトウモロコシの種をもらい大切に育てると、光かがやく実をつけ、それがかわいい男の子になりました。トウヤーヤと名をつけてなかよく暮らしていましたが、無理をしたおばあさんは病気になってしまいました。 トウヤーヤは、その声を聞くと、おもい病人も元気になるという金の鳥をさがしにいきますが... 肖 甘牛 作 君島 久子 訳 岩波書店 |
つきのほんもっと
おつきさんどうしたの | E. M. プレストン 文 B.クーニー 絵 岸田 衿子 訳 |
岩波書店 |
ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします | 佐々木 マキ 作 | 福音館書店 |
パパ、お月さまとって! | エリック=カール さく もり ひさし やく |
偕成社 |
おこったつき | ウィリアム・スリーター 文 ブレア・レント 画 ただ ひろみ 訳 |
冨山房 |
銀のシギ | エリナー・ファージョン 作 石井 桃子 訳 |
岩波書店 |
ドリトル先生月へ行く | ロフティング 作 井伏 鱒二 訳 |
岩波書店 |
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