◇ 6月 ごちそうのほん
ある日、チクチク村に400万匹のハチがおしよせてきました。困った村の人たちは、あまいジャムサンドでわなをしかけて、つかまえることを思いつきました。みんなで力をあわせて、とてつもなく大きなパンをやきました。そして、ダンプカーにやまもりのジャムをたっぷりぬって、ハチがとまるのを待ちかまえました。 ジョン・ヴァーノン・ロードぶん・え 安西徹雄やく アリス館牧新社 |
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11ぴきのねこがコロッケ屋をはじめました。コロッケ屋は、だいはんじょう。でも、そのうち、まいにち売れのこり、ねこたちの食事は、コロッケばかり。「とりのまるやきがたべたいねえ」といっていると、一わのおいしそうなあほうどりが、コロッケを買いに、やってきました。ねこたちは、あほうどりをみて、したなめずりをしました。 馬場のぼる 著 こぐま社 |
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3人のへいたいが、おなかをすかして、ある村にやってきました。ところが、村の人たちは、たべものをかくしてしまいました。3人のへいたいは、しかたがないので、「石でスープをつくります。」といいだします。石でスープなんてほんとうにつくれるのでしょうか? マ-シャ・ブラウンさいわ・え わたなべしげお やく ペンギン社 |
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ダンビー村は、代々パイ作りで名高い村です。ある時、王様はパイづくり大競技会を開催することにしました。最大で最上のパイを作ったものは、賞金と戸口に王家の紋章をいただくことができるのです。そこで、ダンビー村では、2,000人分のパイをつくることにしました。なんと、材料は、粉90キロ、肉90キロ、タマネギ22.5キロ・・・。 ヘレン・クレスウェル 作 猪熊葉子 訳 岩波書店 |
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あるところに、魔法使いがいました。この人は、魔法はへたでしたが、お料理のうでまえはたいしたものでした。そこで、すばらしいチョコレートケーキを作って、町じゅうの子どもをパーティに招待しました。でも待っても待っても、だれもやってきません。がっかりした魔法使いは、リンゴの木を相手にお茶を飲みはじめます。自分にはチョコレートケーキを、木のためには肥料ケーキを作って。 マーガレット・マーヒー 作 石井桃子 訳 福音館書店 |
ごちそうのほんもっと
ゼラルダと人喰い鬼 | トミ-・ウンゲラ-作 たむらりゅういち,あそうくみやく |
評論社 |
こうさぎのジャムつくり | 森山京作 | フレーベル館 |
ぼくのぱんわたしのぱん | 神沢利子ぶん 林明子え |
福音館書店 |
はしれ!ショウガパンうさぎ | ジャレル作 長田弘訳 ウィリアムス絵 |
岩波書店 |
ものいうなべ : デンマ-クのたのしいお話 | ハッチ文 渡辺茂男訳 |
岩波書店 |
☆ おだんごぱん : ロシア民話 | せたていじ やく わきたかず え |
福音館書店 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |