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◇ 7月 しまの本

すばらしいときの画像  ペノブスコットわんにうかぶ、たくさんの島じま。その島の一つで一家4人がすごしたすばらしい夏。子どもたちが、朝早く、きりのなかで耳をすましています。いるかの水音、しだが育つ音。小鳥が歌い始めると、とつぜん、きりがはれ、みわたすかぎり、青い水がきらめく。そんなおだやかな日もあれば、あらしの日もあります。

ロバート・マックロスキー 文・絵
わたなべしげお 訳
福音館書店
ぼくの島の画像  マサイスは、エゾマツのはえる小さな島で、ティベッツ家の末っ子として生まれました。小さなマサイスも、やがて、土地をたがやして種をまき、魚をとれるように成長します。島のむこうには何があるか見たくなったマサイスは、船員となって世界中をめぐります。船長になっても島を忘れられず、花嫁をつれて島にかえりました。時がすぎ、おじいちゃんになったマサイスは、孫のちいさなマサイスと娘のアニーと島でくらします。

バーバラ・クーニー さく
かけがわやすこ やく
ほるぷ出版
イルカの夏の画像  お母さんとふたりで暮らすアンドルーラは、友だちに貧しさをからかわれたのをきっかけに、だれとも遊ばなくなりました。ひとりで海辺にいると、ふしぎなイルカがあらわれ、美しいヒリアの島に連れていきます。ギリシア神話にでてくるパーンやケンタウロスや水の精たちと、アンドルーラは楽しく遊びます。でも、学校に行かなくなったアンドルーラを心配したお母さんが・・・。

カテリーネ・アルフライ 作
矢川澄子 訳
岩波書店
なまけねずみのウォルターの画像  子ねずみのウォルターは、とてものろまでなまけものでした。ウォルターがおきるころには、みんなはとっくにでかけているので、そのうち、家族はウォルターがいることを忘れて、ひっこしてしまいました。ウォルターは家族をさがしにでかけますが、みつかりません。とほうにくれたウォルターは、しりあったカエルたちに助けられて、池の中の島で1人暮らしをはじめます。自分で家具をつくったり、泳ぎをおぼえたり、カエルたちにべんきょうをおしえたり、島の暮らしは大忙しです。

マージョリー・フラック 作
光吉夏弥 訳
福音館書店
ツバメ号とアマゾン号キの画像  ウォーカー家の4人きょうだいは、夏休みに帆船ツバメ号をあやつり、湖の無人島に上陸しました。島を自分たちの基地にしようとした時、一本の矢が飛んできます。それは、アマゾン号をたくみにあやつるブラケット家の姉妹からの挑戦でした。

アーサー・ランサム 著
岩田欣三、神宮輝夫 訳
岩波書店

しまのほんもっと

くれよんのはなし ドン・フリーマンさく
さいおんじさちこやく
ほるぷ出版
おさるのまいにち いとうひろし作・絵 講談社
アベルの島 ウィリアム・スタイグ
麻生九美訳
評論社
竜のいる島 たかしよいち作
太田大八画
アリス館牧新社
神秘の島 上、下 J・ベルヌ作
清水正和訳
J・フェラ画
福音館書店
ロビンソン・クルーソー デフォー作
坂井晴彦訳
福音館書店

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