◇ 2月 どろぼうのほん
ある暗い夜、おんどりがねむっているなやにぬすっとがしのびこみました。ぬすっとは、おんどりをころしてしまえば、ずっとまっくらけな夜中のままでだれにもすがたを見られずにぬすむことができると考えたのです。さて、ゆうかんでかしこいおんどりは、どんな方法でぬすっとのうらをかくでしょう。 ア-ノルド・ロ-ベル さく アニ-タ・ロ-ベル え うちだりさこ やく 偕成社 |
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どろぼうがっこうの生徒たちは、うんと勉強して、早く悪いどろぼうにならなければなりません。宿題はどろぼうをしてくること。みんないっしょうけんめい宿題にはげみます。遠足は、もちろん夜。ぬきあし、さしあし、しのびあし、かねもちむらに遠足です。むらで一番大きな家に忍び込むことにしました。 かこさとし 作・画 偕成社 |
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ホッツェンプロッツは、七本の短刀をこしにさす、おそろしい大どろぼう。ある日、おばあさんをピストルでおどし、だいじなコーヒーひきをうばい取ります。まごのカスパールと友だちのゼッペルがたん生日におくった、ハンドルを回すと、おばあさんのだいすきな歌をえんそうするコーヒーひき。さて、カスパールたちは、ぬすまれたコーヒーひきを取りもどすことができるでしょうか。 オトフリ-ト=プロイスラ- 作 中村浩三 訳 じんぐうてるお 訳 偕成社 |
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雷のとどろく日、山の上の城に住む山賊のかしらマッティスに女の子がうまれました。その子はローニャと名づけられ、山賊たちにもかわいがられ元気にそだちました。ある日、雷でまっぷたつになった城のさけめの向こう側に、ひとりの男の子がいるのをみつけました。それは敵の山賊の息子ビルクでした。はじめはけんかをしていた二人は、やがてお互いをなくてはならないきょうだいと思うようになりました。 リンドグレ-ン 作 大塚勇三 訳 岩波書店 |
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古い廃墟(はいきょ)に、小さな女の子、モモがたった一人で住んでいました。モモには、子どもやおとなの友だちがたくさんいました。そのころ、町のあちこちに灰色の男たちがあらわれて、人々に時間を節約しろと、告げてまわりました。ところが人々が、男たちの言うとおりに、いそがしくはたらけば、はたらくほど、時間がますますなくなるのです。灰色の男たちが時間をぬすんでいたからです。これに最初に気づいたのはモモでした。 ミヒャエル・エンデ 作・絵 大島かおり 訳 岩波書店 |
どろぼうのほんもっと
すてきな三にんぐみ | トミ-=アンゲラ- さく いまえよしとも やく |
偕成社 |
ドロボ-ビルのものがたり | ジャネット・アルバ-グ 作 アラン・アルバ-グ 作 佐野洋子 訳 |
文化出版局 |
大あばれ山賊小太郎 | 那須正幹 作 小松良佳 画 |
偕成社 |
ドロボー家族=8人+ロボット | マーガレット・メイヒー 作 藤本陽子 訳 |
旺文社 |
海賊の大パ-ティ | マ-ガレット・マヘイ 作 猪熊葉子 訳 クエンティン・ブレイク 絵 |
大日本図書 |
ゆかいなどろぼうたち | トールビョールン=エグネール 作 鈴木武樹 訳 イ・エグネール 画 赤坂三好 画 |
学習研究社 |
怪盗紳士ルパン | モ-リス・ルブラン 著 竹西英夫 訳 |
偕成社 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |