◇ 8月 とくぎの本
むかし、あるお寺に、一ちょうさんという こぞうさんがいました。一ちょうさんは、お寺のしごとは なまけてばかり。いつも こままわしにむちゅうです。そのうでまえは たいしたもの。 あるばん、ひとりでろうかを歩いていると 「こぞう こっちへこい」と こえがして、あっというまに空へもちあげられました。 岸なみ 再話 山中春雄 画 福音館書店 |
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ねずみのヤカちゃんは「やかましや」。家がゆれるくらいの大きな声をだします。おかあさんからはしずかにするようにいわれます。ある日、ねこをみつけて「ねこだッ!」というと、ねこはびっくりして、かいだんからころげ落ち、それからは、ねずみをこわがるようになりました。 リチャード・ウィルバー さく 大社玲子 え 松岡享子 やく 福音館書店 |
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かおも、からだつきもそっくりの9人のきょうだいがいました。名前は「ちからもち」「くいしんぼう」「はらいっぱい」「ぶってくれ」「ながすね」「さむがりや」「あつがりや」「切ってくれ」「みずくぐり」。王さまがつぎつぎと出す、むちゃなめいれいを、きょうだいは、いれかわり立ちかわり、こうたいして きりぬけます。 君島久子 訳 赤羽末吉 絵 岩波書店 |
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エルシーは 生まれながらのなわとび名人。五つの時にはどの子よりもじょうずになり、七つの時には、妖精(ようせい)のなわとび ししょうが、秘術(ひじゅつ)をおしえてくれました。 「早とび」では、すがたが見えません。「心配ごと はねとばせとび」では だれもがわらいます。「高とび」では 月もとびこせます。エルシーは、妖精をも とび負かすほどになりました。 シャーロット・ヴォーク 絵 石井桃子 訳 岩波書店 |
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チトがおやゆびを土におしつけると、あっという間に植物がしげり、花が咲き出します。チトは「みどりのゆび」(植物をそだてる才能)を持っていたので、町の刑務所や病院を 花でいっぱいにして、ひとびとの心をあかるくしました。 ところがある日「戦争」がはじまりました。 チトは何とかして戦争をやめさせたいと思いました。 モーリス・ドリュオン 作 安東次男 訳 岩波書店 |
とくぎのほんもっと
せみとりめいじん | かみや しん 作 | 福音館書店 |
なぞなぞのすきな女の子 | 松岡享子 さく | 学習研究社 |
ハーモニカのめいじん レンティル |
ロバート・マックロスキー ぶんとえ まさき るりこ やく |
国土社 |
びゅんびゅんごまがまわったら | 宮川ひろ 作 林明子 絵 |
童心社 |
また もりへ | マリー・ホール・エッツ ぶん・え まさき るりこ やく |
福音館書店 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |