◇ 9月 じめんの下の本
日よう日のあさ、ひろしは あなをほりはじめます。 お母さんが きても、妹のゆきこが きても、 となりのしゅうじくんが きても、お父さんが きても、 ひろしは あなをほりつづけます。「もっとほるんだ、 もっとふかく」と、ひろしは思います。 谷川俊太郎 作 和田誠 画 福音館書店 |
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だいちのかあさんがいいました。「さあ おきなさい こどもたち もうすぐ はるがやってくる」 ちかでねむっていた「ねっこぼっこ」たちは、グーンとせのびをしました。くにじゅうに はるがやってきます。色とりどりのなかまたちが、そとのせかいにとびだします。 ジビュレ・フォン・オルファース 作 秦 理絵子 訳 平凡社 |
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チュウチュウおくさんは、いけがきの下の 穴の中にすんでいました。とてもきれいずきで、いつもいえを そうじしています。それなのに、よびもしない テントウムシやマルハナバチや、びしょぬれのカエルがやってきて、チュウチュウおくさんのいえを よごすのです。 ビアトリクス・ポター さく・え いしいももこ やく 福音館書店 |
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ユースチスとジルは 泥足にがえもんといっしょに、行方不明になっているナルニア国のリリアン王子をさがしにでかけます。長い旅のすえ地下人にとらわれ、地下深くにある<夜見の国>につれて行かれます。 地下人たちは口々に「地下に来たもので、日のさす土地へもどったものは少ない」といいます。そこには、自分のこともナルニア国のことも忘れてしまった リリアン王子がいました。 C.S.ルイス 作 瀬田貞二 訳 岩波書店 |
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地下の洞穴(ほらあな)の入り口を見つけたジョンは、仲間といっしょに洞穴を探検することにしました。リーダー風を吹かせるアラン、小柄でむこうみずなハロルド、ふとっちょのカスバート、ひかえめなジョージの5人の少年は、ロープ・あかり・食料・水・磁石などを用意して、暗い洞穴の中へ入りこみます。 やがて 深いたて穴を ジョンとハロルドの二人がロープをたよりに おりていくと...。 リチャード・チャーチ 作 大塚勇三 訳 岩波書店 |
じめんの下で...の本もっと
大昔の狩人の洞穴 | ハンス・バウマン 作 沢柳 大五郎 訳 |
岩波書店 |
地に消える少年鼓手 | ウィリアム・メイン 作 ディヴィッド・ナイト 絵 林克己 訳 |
岩波書店 |
どぶねずみ大作戦 地下鉄ねずみのミニー |
イレーヌ・シュワルツ 作 ミシェル・ゲー 絵 山脇 恭 訳 |
童話館出版 |
ねずみじょうど | 瀬田貞二 再話 丸木位里 画 |
福音館書店 |
床下の小人たち | メアリー・ノートン 作 林 容吉 訳 |
岩波書店 |
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