◇ 4月 とべたらいいなの本
たいくつでしかたのないきょうだい。ものおき小屋でプロペラをみつけ、飛行機(ひこうき)をつくることにしました。うば車から車輪(しゃりん)をはずし、家のまどわくをとりこわし、エンジンをとりだし、家じゅうから材料をあつめてくみ立てます。飛行機に乗りこみ、エンジンをかけると、プロペラが回りはじめ...。 ピーター・スピアー さく 松川 真弓 やく 評論社 |
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小さな町のはずれに、あみもの名人のおばあさんがいました。春になり、どんなもようをあもうかと考えていると、大きな黒いちょうちょが窓(まど)からはいってきました。おばあさんは、ちょうちょのうつくしい羽を見ているうちに、おなじもようをあみたくなりました。5センチほどできあがったとき、あみものがぴくんぴくんと動きだしました。 佐藤 さとる 作 村上 勉 絵 小峰書店 |
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ティミーは、ぬけた歯を金紙でくるみました。さらに銀のホイルでつつみ、緑の葉っぱや赤い紙でくるみました。くるまれた歯はボールのようになりましたが、すこしも重くありませんでした。毎日いろいろなものでつつんでいると、ボールはどんどん大きくなっていくのに、ますます軽くなっていきました。そして風がボールを持ち上げました...。 フィリパ・ピアス 文 ヘレン・ガンリー 絵 猪熊 葉子 訳 岩波書店 |
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子ブタのダッギィは、兄弟のなかで一番小さく生まれました。おまけに前足がひづめではなく、イヌの足のようです。でも、となりのおばさんブタが、この子には何か特別なことがある、飛ぶかもしれないといいました。飛ぶなんて、なんてすてきでしょう。ダッギィは、いっしょうけんめい練習をします。 ディック・キング=スミス 作 木原 悦子 訳 メアリー・レイナー 絵 評論社 |
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ニルスは14さいの男の子。なまけもので、学校の勉強も大きらい。それに乱暴(らんぼう)で、生きものをいじめても平気でした。ある日、ニルスは、いじわるをした小人の妖精トムテから小人にされてしまいました。人間にもどるには、ラップランドまで行きたいという白ガチョウのモルテンのめんどうをよくみることだというのです。ニルスは、モルテンにのって、ガンの群れといっしょに、スウェーデンの南から北へ旅をします。 ラーゲルレーヴ 作 香川 鉄蔵 訳 香川 節 訳 偕成社 |
とべたらいいなの本もっと
うちの屋根裏部屋は飛行場 | 渡辺 わらん 作 広瀬 弦 絵 |
講談社 |
黒ねこの王子 カーボネル |
バーバラ・スレイ 作 山本 まつよ 訳 |
岩波書店 |
空とぶベッドと魔法のほうき | メアリー・ノートン 作 猪熊 葉子 訳 |
岩波書店 |
小さな魔法のほうき | メアリー・フローレンス・スチュアート 著 掛川 恭子 訳 赤星 亮衛 画 |
あかね書房 |
とびねこヘンリー | メリー・カルホーン 作 エリック・イングラハム 絵 猪熊 葉子 訳 |
佑学社 |
ピーター・パンとウェンディ | J.M.バリー 作 石井 桃子 訳 F.D.ベッドフォード 画 |
福音館書店 |
はろるどとルーピーのだいひこう | ハーディー・グラマトキー さく わたなべ しげお やく |
学習研究社 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |