◇ 5月 旅(たび)のほん
あおい目のげんきなこねこが、ネズミの国をさがしにでかけました。なにしろ、ネズミの国をみつけたら、もうおなかをすかすことがありません。けれども、さかなにきいても、はりねずみにきいても、きいろい目のねこたちにきいても、ネズミの国をしりません。ある日、きいろい目のねこたちが、犬においかけられていました。 エゴン・マチーセン さく・え せた ていじ やく 福音館書店 |
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おもちゃ作りのおじいさんが、きれいな小さい木馬を作りました。木馬は幸せにくらしていました。ところが、おじいさんが病気になり、くらしにこまるようになりました。そこで木馬は旅に出ました。お金をかせいでおじいさんにわたそうというのです。農場や港や炭こう、王様のところやサーカスと、行く先々で木馬はいっしょうけんめい働きます。 アーシュラ・ウィリアムズ 作 石井 桃子 訳 ペギー・フォートナム 画 福音館書店 |
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マウルスは山に住む羊飼いの男の子。大都会に住む、いとこのマドライナに会いに行くことになりました。朝早く家を出て、山をのぼり、細い道をたどり、雪原をこえていきます。湖の町におりると、今度は列車に乗ります。「タタンタタン」もうすぐマドライナに会えます。 アロワ・カリジェ 文・絵 大塚 勇三 訳 岩波書店 |
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自分の家がほしくて、孤児院(こじいん)をとび出したラスムスは、風来坊(ふうらいぼう)のオスカルに会って、いっしょに旅をすることになりました。人のあつまるところで、アコーディオンをひき、歌をうたって、食べものやお金をもらうのです。気のいいオスカルとの旅は楽しいけれど、どろぼうにまちがえられたりもします。 リンドグレーン 作 尾崎 義 訳 岩波書店 |
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騎士見習いのティウリは、修行の最後の晩に助けを求める声を聞きます。応えれば無言の行を破ることになり、騎士になれないかもしれません。それでもティウリは、死んでゆく騎士から隣の国の王への秘密の手紙を預かって、届けることを承知しました。手紙を届ける使命は、高い山や川の関所を越えてゆく、思わぬ長い旅になりました。 トンケ・ドラフト 作 西村 由美 訳 岩波書店 |
旅(たび)の本もっと
エルマーのぼうけん | ルウス・スタイルス・ガネット 著 ルース・クリスマンガネット え わたなべ しげお やく |
福音館書店 |
ガリヴァー旅行記 | スウィフト 作 中野 好夫 訳 |
岩波書店 |
西遊記 上・下 | 呉 承恩 作 君島 久子 訳 瀬川 康男 画 |
福音館書店 |
タチ はるかなモンゴルをめざして |
ジェイムズ・オールドリッジ 作 中村 妙子 訳 |
評論社 |
旅の絵本 Ⅰ-Ⅵ | 安野 光雅 著 | 福音館書店 |
火のくつと風のサンダル | ウルズラ・ウェルフェル 作 関 楠生 訳 久米 宏一 絵 |
童話館出版 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |