◇ 6月 宝ものの本
学校では、まいあさ、だれかが「じぶんの宝物」の話をすることになっています。でもメアリィ=ジョーは、まだいちども話したことがありません。けさ目をさましたら、外はどじゃぶりの雨でした。 メアリィ=ジョーは、きょうこそ、かってもらったばかりの、かさの話をしようと思いました。 ジャニス・メイ・ユードリィ 作 エリノア・ミル 絵 かわい ともこ 訳 偕成社 |
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ともこのたからものは、うまれた日のあしがた、ひなまつりケーキについていたももの花、おとうさんのめがねのレンズ、めぐすりのあきびん、どんぐり...。 たかしのたからものは、トイレットペーパーのしん、かんジュースのプルトップ、パチンコのたま、なにかのかぎ、せみのぬけがら...。まだまだたくさんあります。どれも、ふたりのたいせつなたからものです。 杉山 亮 作 中西 恵子 絵 福音館書店 |
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ガチョウのガーウェインは、宝物殿(ほうもつでん)の見はり役です。まじめな性格をみこんで、王さまが選んだのです。 ある時、ルビーや金貨、銀のかざりもの、それにダイヤモンドまでが、次々となくなりました。かぎを持っているのは王さまとガーウェインだけです。王さまや友だちは、ガーウェインにうたがいの目を向けます。 ウィリアム・スタイグ 作 金子 メロン 訳 評論社 |
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トーリーは春休みに、大おばあさんの住むグリーン・ノウやしきにやってきました。大おばあさんは、ずっと昔に、この家で、宝石がなくなったまま見つかっていないと言うのです。トーリーは、家中のかべをたたいたり、床板をしらべたり、食器だなのおくも見てみました。 L.M.ボストン 作 亀井 俊介 訳 評論社 |
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デビッドとアダムは古びたカヌーの表面をかんなでけずり、新しいニスをぬってハヤ号と名づけました。セイ川をさかのぼって二人でこぐとカヌーはどんどん進みます。アダムの家には、古いいいつたえがあって、セイ川のどこかに 先祖の宝がかくされているというのです。二人はハヤ号にのって、夢中で宝をさがしました。 フィリッパ=ピアス 作 足沢 良子 訳 E.アーディゾーニ 絵 講談社 |
宝ものの本 もっと
海辺のたから | ヘレン・ブッシュ 作 沢登 君恵 訳 |
ぬぷん児童図書出版 |
宝島 | スティーヴンスン 作 海保 真夫 訳 |
岩波書店 |
ブリジンガメンの魔法の宝石 | アラン・ガーナー 作 芦川 長三郎 訳 寺島 竜一 絵 |
評論社 |
モリスのたからもの | ポーラ・フォックス 作 清水 真砂子 訳 イングリッド・フェツ 絵 |
大日本図書 |
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