◇ 7月 船(ふね)の本
ちびっこトゥートゥは、タグボートです。タグボートの仕事は、港の中で、大きな船を助けて、おしたりひっぱったりすることです。トゥートゥは、遊んでばかりいるので、なかまのタグボートにあいてにしてもらえません。かなしくなったトゥートゥは、川のながれのままに下っていき、あらしの海に出てしまいました。 ハーディー・グラマトキー さく わたなべ しげお やく 学習研究社 |
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チムは、ふなのりになりたくてたまりません。そこで、ある日こっそり、きせんにのりこみました。けれど、せんいんに見つかり、せんちょうのところへつれていかれました。せんちょうは「おまえは、ただのりだから、そのぶんだけ、はたらかなければいかん」といいました。 エドワード・アーディゾーニ さく せた ていじ やく 福音館書店 |
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ジムはいつも町かどのポストのそばのミカン箱にすわっています。子どもたちはジムが大好きです。むかし船のりだったジムは、おもしろい話をたくさんしてくれます。たとえば南極のペンギンのフリップの話。ジムはフリップのおくさんだったんですって。さあ、どんな話かきいてみましょう。 エリノア・ファージョン 文 エドワード・アーディゾーニ 絵 松岡 享子 訳 童話館出版 |
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あなぐまビルは、風のまにまに号の船長です。はじめての仕事は、ボトリーの銀行にお金を届けることです。石炭船が一そう、こちらに向かってきます。ビルは、船を左によせて、スピードを落としました。けれども、石炭船は、まっ正面からぐんぐん近づいてきます。耳の破れそうなけいてきが、鳴りひびきました。ビルが、かじを反対にきっていたのです。 あなぐまビルのぼうけん 1 'BB' 作 神鳥 統夫 訳 D.J.ワトキンス=ピッチフォ-ド 絵 大日本図書 |
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エドマンドとルーシィとユースチスは、部屋にかかっている船の絵を見ていました。そのうち、ほんとうに波がうねりはじめ、海に投げ出されてしまいました。おぼれそうなところを、ようやく船に引っ張り上げられました。その船は、ナルニア国の少年王カスピアンの「朝びらき丸」でした。カスピアンは、この世のはての東の海に向けて航海しているところでした。 ナルニア国ものがたり C.S.ルイス 作 瀬田 貞二 訳 岩波書店 |
船の本 もっと
海底二万里 | ジュール・ヴェルヌ 作 私市 保彦 訳 |
岩波書店 |
しょうぼうてい しゅつどうせよ |
渡辺 茂男 さく 柳原 良平 え |
福音館書店 |
ツバメ号とアマゾン号 | アーサー・ランサム 著 岩田 欣三 訳 神宮 輝夫 訳 |
岩波書店 |
ニワトリ号 一番のり | J.メイスフィールド 作 木島 平治郎 訳 寺島 竜一 画 |
福音館書店 |
ピーうみへいく | 瀬田 貞二 さく 山本 忠敬 え |
福音館書店 |
ふしぎをのせた アリエル号 |
リチャード・ケネディ 作 中川 千尋 訳・絵 |
徳間書店 |
ベンジーのふねのたび | マーガレット・ブロイ・グレアムさく・え わたなべ しげお やく |
福音館書店 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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