◇ 3月 家のほん
むかしむかし、ずっと いなかのしずかなところに、ちいさいおうちがありました。長い間、ちいさいおうちは、おかの上からまわりのけしきをながめて、しあわせにくらしてきました。けれど、まわりのけしきが、きのうときょうとは、少しずつちがってきました。 ばーじにあ・りー・ばーとん ぶんとえ いしい ももこ やく 岩波書店 |
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かおるは、大きな木がほしいと思いました。木の上に小屋を作るのです。小屋にはテーブルといすをおき、ホットケーキをやいて食べます。春には花がさき、りすや鳥たちもあそびにくるかもしれません。 佐藤 さとる ぶん 村上 勉 え 偕成社 |
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みずうみのほとり、お酢のつぼの小さい家におばあさんがすんでいました。おばあさんはびんぼうでしたが、ねこのモルトとしあわせにくらしていました。ある日、夕食になるはずの小さなさかなを、おばあさんはにがしてやりました。するとさかなは、おばあさんのねがいを かなえてあげるというのです。 ルーマー・ゴッデン 文 なかがわ ちひろ 訳・絵 徳間書店 |
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オンネリとアンネリは、小さな女の子。二人は親友です。夏休みになった日、二人は大金をひろいました。そのお金で「小さな女の子が二人で住むおうち」を買ったのです。おうちには、洋服かけに女の子用のコートが二着、ぼうしが二つ、客間にインコが二羽、台所に赤い木のいすが二つ、ありました。食料品も、おもちゃもみんなそろっています。 マリヤッタ・クレンニエミ 作 マイヤ・カルマ 絵 渡部 翠 訳 プチグラパブリッシング |
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トビーの大おばあさんは、グリーン・ノウの古いお屋敷に住んでいます。お屋敷は、厚い石の壁にかこまれてお城のようです。部屋には、みがきこまれた家具が並び、だんろが燃えています。トビーがあちこちに首をつっこむと、木馬、フルート、おもちゃ箱など、昔の子どもたちが使ったものが見つかりました。そして時々 どこからか、子どもたちの笑い声や 馬のいななきが聞こえてくるのです。 L.M.ボストン 作 亀井 俊介 訳 評論社 |
家の本もっと
そらいろのたね | なかがわ りえこ 文 おおむら ゆりこ 絵 |
福音館書店 |
ティリーのねがい | フェイス・ジェイクス 作 小林 いづみ 訳 |
こぐま社 |
橋の下のこどもたち | ナタリー=サベッジ=カールソン 作 なかがわ ちひろ 訳 ガース=ウィリアムズ 画 |
フェリシモ |
ぼうしのおうち | エルサ・ベスコフ さく・え ひしき あきらこ やく |
福音館書店 |
マンヒのいえ | クォン・ユンドク 絵と文 みせ けい 訳 |
セーラー出版 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |