◇ 8月 おばけの本
むかし、京のまちに、みぶんのたかい、おとどがいました。もっとひろい、いえをさがしているとき、大きなあきやがあったので、みていると、きんじょの人が「ここはおばけがすんでいるから、おやめなされ」といいました。おとどは「かんらかんら」とわらって「わしはこわくないぞ」といいました。 さがら あつこ 文 沼野 正子 絵 福音館書店 |
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おきゃくがのります。ぞろぞろぞろ。ガタゴト、ガタゴト、きしゃは はしります。ガタゴト、ガタゴト、シュー・・・。えきにつきました。おきゃくが おります。ぞろぞろぞろ。あれあれ、おりてきたのは、ひとつ目こぞう、ろくろくび、へんなおきゃくばっかりです。 内田 麟太郎 文 西村 繁男 絵 童心社 |
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ちいさなおばけのジョージーは、ホイッティカーさんの家のやねうらべやにすんでいます。ジョージーはとてもはずかしがりやで、人をおどかすことなどできません。あるばん、ホイッティカーさんとおくさんがでかけると、黒いふくめんをしたふたりのどろぼうがやってきました....。 ロバート・ブライト 作・絵 なかがわ ちひろ 訳 徳間書店 |
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ドイツのフクロウ城に小さいおばけが住んでいます。毎晩12時に目をさまし、13このかぎがついた かぎたばをもってさんぽにでかけます。かぎたばをひとふりすると、どのとびらもたちまち開きます。でも、小さいおばけは、1時間しか起きていられません。ぜひとも、昼間の世界を見てみたいと思いました。 オトフリート・プロイスラー 作 フランツ・ヨーゼフ・トリップ 絵 はたさわ ゆうこ 訳 徳間書店 |
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マジノ・マジヒコ氏は、まじめな紳士で、規則正しい生活を送っています。ある日曜日、十二時きっかりに、昼食のしたくをして、居間にお盆を運びました。すると自分のいすに白い服を着た人がプカンと浮かんでいます。ふりむくと、その人の顔はマジノ氏そっくりでした。 たかどの ほうこ 作 飯野 和好 絵 フレーベル館 |
おばけの本もっと
うさんごろとおばけ | 瀬名 恵子 作・絵 | グランまま社 |
おばけとこどものおうさま | にしかわ おさむ さく・え | PHP研究所 |
おばけのバーバパパ | アネット・チゾン さく タラス・テイラー さく やました はるお やく |
偕成社 |
おばけパーティ | ジャック・デュケノワ さく おおさわ あきら やく |
ほるぷ出版 |
森おばけ | 中川 李枝子 さく 山脇 百合子 え |
福音館書店 |
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