◇ 9月 へんな学校のほん
谷あいの町のとうふやさんに、たくさんのすずめたちがやってきました。 きょうはすずめの学校の入学式。おいわいに、とうふを作ってほしいというのです。 ゆのみぢゃわん1ぱいほどの大豆を水につけて、ミキサーにかけて、小さな小さなとうふを作ります。 安房 直子 作 菊池 恭子 絵 講談社 |
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ハルオは1年生。ある朝、先生が「しょくじをする時は、なるべくせきをしない」と、いいました。 6年生でいちばんかしこいヤマモトさんが、黒板にそのことばを書きました。「なるび九、せ木お四ナイ」。つぎに先生は、「おいなりさんばかりをたべない」と、いいました。ハルオは、きょうの学校は何だかへんだなと思いました。 たかどの ほうこ 作 にしむら あつこ 絵 フレーベル館 |
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たぬき学校のポン先生は、みんなで力をあわせてそうじをしなさいといいました。そこで子だぬきたちは、力をあわせました。6人が1本のほうきではいて、おしあいへしあい。みんなでバケツを持って、ぜんぜん歩けない。でも力をあわせるって、そういうことでしょうか? 今井 誉次郎 著 講学館 |
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大学者のクローカ博士が、学校のかわりに「教育機械」を発明しました。悪い子どもをこの機械に入れると、立派な子どもになって出てきます。朝6時に、ベッドがひっくりかえって子どもを起こし、シャワーも食事も自動的、勉強はレコードが教え、すべて時間割どおり進みます。なんてすばらしい機械でしょう。 エルサ・ベスコフ 作・絵 小野寺 百合子 訳 ブッキング |
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ミルドレッドは一年生です。学校の制服は、黒いジャンパースカート、黒いくつ下に黒いくつ、灰色のブラウスです。学校のろうかや、らせん階段も黒と灰色です。入学した日には、ほうきをもらいました。 あしたは、ひとりひとり黒ネコが わたされます。 というのも、ミルドレッドの学校は、魔女をそだてる魔女学校なのです。 ジル・マーフィ 作・絵 松川 真弓 訳 評論社 |
へんな学校の本もっと
いつもちこくのおとこのこ ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー |
ジョン・バーニンガム さく たにかわ しゅんたろう やく |
あかね書房 |
そばかす先生のふしぎな学校 | ヤン・ブジェフバ 作 内田 莉莎子 訳 ヤン・マルチン・シャンツェル画 |
学習研究社 |
どろぼうがっこう | かこ さとし 作・画 | 偕成社 |
へろりのだいふく | たかどの ほうこ 作 たかべ せいいち 絵 |
佼成出版社 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |