◇ 2月 なまけものの本
ある日おじさんは、とてもおなかがへったので、ばんごはんをたくさん食べました。おなかがいっぱいでうごけないので、おさらをあらいませんでした。つぎのばんは、もっとたくさん食べて、またおさらをあらえませんでした。つぎの日もおなじで、きれいなおさらは一まいもなくなりました。 バーバラ・クーニー 絵 光吉 夏弥 訳 岩波書店 |
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トミー・ナマケンボの家は電気じかけです。トミーが、指一本動かさなくても、きかいが何もかもやってくれます。電気歯ブラシが歯をみがくし、電気ブラシがかみの毛をとかすし、食事だって、上を向いているだけで、口の中におかゆやバナナ、たまごにトーストが次々と入ってきます。 ペーン・デュボア 文・絵 松岡 享子 訳 岩波書店 |
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トックは生まれながらのめんどうくさがりやでした。赤ちゃんの時もぜんぜん泣かったので、みんなはトックをなんていい子だといいました。でも本当のことをいえば、トックは、泣くなんてめんどうなこと、はじめっからぜんぜんする気がなかったのです。 なまくらトック 東京子ども図書館 編 東京子ども図書館 |
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子リスのゲルランゲは、11ぴききょうだいの末っ子です。きょうだいは、まいばんじゅんばんにおそうじをします。でも、ゲルランゲはおそうじがきらいでちっともしません。とうとうおばあさんにおこられて、家出をします。枝から枝をとんでいくうち、足をふみはずしてオオカミの上におちてしまいました。 ジャンヌ・ロッシュ=マゾン 作 堀内 誠一 画 山口 智子 訳 福音館書店 |
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ワーニャは三人兄弟の末っ子です。兄さんたちは働き者でしたが、ワーニャはとほうもないなまけものでした。あるときワーニャは、森で盲目の老人に会い、将来皇帝になると予言されました。ただし、そのためには、パンやきかまどの上で七年間だれとも口を聞かずにいなければならないのでした。 プロイスラー 文 大塚 勇三 訳 堀内 誠一 絵 瑞雲舎 |
なまけものの本 もっと
あわ一つぶで よめをもらったわかもの | イミエ ぶん イスヨン え かみや にじ やく |
少年写真新聞社 |
三年寝太郎 「わらしべ長者 日本民話選」より |
木下 順二 作 赤羽 末吉 画 |
岩波書店 |
ジェイミー・オルークとおばけイモ アイルランドのむかしばなし | トミー・デ・パオラ 再話・絵 福本 友美子 訳 |
光村教育図書 |
なまけねずみのウォルター | マージョリー・フラック 作 光吉 夏弥 訳 きじま はじめ ぶん 中谷 千代子 絵 |
福音館書店 |
なまけものの王さまと かしこい王女のお話 | ミラ・ローベ 作 ズージ・ヴァイゲル 絵 佐々木 田鶴子 訳 |
徳間書店 |
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