◇ 4月 たまごの本
王さまは、朝から大いそがし。おしろの中をたったた、とっとと走ってニワトリごやまで来ると、そこには、ニワトリがぎゅうぎゅうづめ。王さまが、「これじゃあ、きゅうくつであそぶこともできないね」と、カギを開けると、ニワトリが、戸を はじくように飛び出しました。 寺村輝夫 作 長 新太 画 福音館書店 |
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ホートンは、なまけどりのメイジーのたまごをあたためることになりました。あらしがきても、ゆきがふっても、たまごの上にじっとすわっていましたが、あるひ、りょうしにいけどりにされてしまいます。たまごの上にすわったまま、ホートンは山をこえ、ふねにのせられ、とおくにつれていかれました。 ドクター・スース 作絵 白木 茂 訳 偕成社 |
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てつたくんとみつやくんは、もりへたんけんにいきました。たからものをさがしていると、ふとくて、たかい木のしたに、おおきなおおきな、たまごがころがっていました。てつたくんの せのたかさくらいもあって、あかときいろのきれいなしまもようです。 わたなべしげお さく やまわきゆりこ え 福音館書店 |
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春の夕方、大うさぎのヘアーは、村へ行って店をのぞきました。チョコレート色のたまごが山になっています。青や黄色のリボンでむすばれたイースターのたまご。ヘアーはこっそりしのびこみ、一つつかんで、にげだしました。 アリスン・アトリー さく マーガレット・テンペスト え 河野 純三 やく 評論社 |
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トビーとジョーは、海で休暇を過ごしていました。ある朝ふたりは、エビとりのおじさんから、たまごの形をしたみどりの石を手に入れました。それは海のたまごで、すごいあらしか、白い海馬(かいば)か、海の魔人(まじん)のような特別なものが生まれるにちがいないと、ふたりは思いました。そこで、ひみつのしおだまりに、石を入れました。 ルーシー・M・ボストン 作 猪熊 葉子 訳 岩波書店 |
たまごの本 もっと
きんのたまごのほん | マーガレット・ワイズ・ブラウンさく レナード・ワイスガードえ わたなべ しげお やく |
童話館出版 |
ぐりとぐら | なかがわ りえこ 著 おおむら ゆりこ 著 |
福音館書店 |
たまごからうま ベンガルの民話 |
酒井 公子 再話 織茂 恭子 絵 |
偕成社 |
ふしぎなたまご | ディック・ブルーナ ぶん・え いしい ももこ やく |
福音館書店 |
ふわふわしっぽと小さな金のくつ | デュ・ボウズ・ヘイワード 作 マージョリー・フラック 絵 羽島 葉子 訳 |
福音館書店 |
魔女のたまご | マデライン・エドモンドソン 作 ケイ・コラオ 絵 掛川 恭子 訳 |
あかね書房 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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