◇ 6月 時計(とけい)の本
七ひきのこやぎが るすばんしていると、おかあさんのふりをして おおかみがやってきました。こやぎたちがおかあさんだとおもって戸をあけると、はいってきたのは おおかみでした。こやぎたちは、テーブルの下や とだなにかくれました。いちばんすえのこやぎは、時計のはこにかくれました。 グリム 著 フェリクス・ホフマン え せた ていじ やく 福音館書店 |
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スイスの小さな村のとけいやさんには、たくさんのはとどけいが ならんでいます。じかんになると、いっせいに はとがでてきて「ポッポー」となきます。そのなかに1わだけおくれてなく はとがいました。 ルイス・スロボドキン 作 くりやがわ けいこ 訳 偕成社 |
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ジョニーはものをつくることが大好きです。あるとき「大時計をつくろう」とおもいついて大喜びです。けれど、小さなジョニーにはできっこないと言って だれも相手にしてくれません。ジョニーはへこたれず、木の板をもってきて時計をいれる箱をつくりはじめました。 エドワード・アーディゾーニ 作 あべ きみこ 訳 こぐま社 |
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アリスが、土手にすわっていると、白ウサギがすぐそばを走っていきました。ウサギは、チョッキのポケットから時計を取り出すと「まにあいそうにもないぞ」とつぶやいて、また走りだしました。ウサギが時計を持っているなんて。アリスは、びっくりして、あとを追いかけて穴に飛びこみました。 ルイス・キャロル 作 脇 明子 訳 岩波書店 |
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大工を営むデイビドの家の仕事場には、シェパートン大佐が40年前に修理を頼んだ、大時計が置かれたままでした。時計は今でも時をきざみ、大佐が引き取りに来るのを待っています。ある日、デイビドは友だちのアーサー、ピーターと教会を探検し、古い新聞の切れ端を手に入れます。そこには「シェパートン大佐事件の評決」という記事が載っていたのです。 フィリップ・ターナー 作 神宮 輝夫 訳 岩波書店 |
時計の本 もっと
時計坂の家 | 高楼 方子 著 千葉 史子 絵く |
リブリオ出版 |
時計ネズミの謎 | ピーター・ディッキンソン 作 エマ・チチェスター・クラーク 絵 木村 桂子 訳 |
評論社 |
トムは真夜中の庭で | フィリパ・ピアス 作 高杉 一郎 訳 |
岩波書店 |
ヒギンスさんととけい | パット・ハッチンス さく たなか のぶひこ やく |
ほるぷ出版 |
メアリー・アリス・いまなんじ? | ジェフリー・アレン 文 ジェームズ・マーシャル 絵 小沢 正 訳 |
童話館 |
床下の古い時計 | キット・ピアソン 作 足沢 良子 訳 葛西 利行 画 |
金の星社 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |