◇ 9月 クマの本
あるひ、サリーはおかあさんと、やまへ こけももつみにいきました。こけももをつんで、ばけつにいれると、ポリン・ポロン・ポルン!と おとがしました。やまには、ちいさなくまも おかあさんぐまと、こけももをたべにやってきました。さむいふゆがくるので、おなかをいっぱいにするのです。 ロバート・マックロスキー 文・絵 石井 桃子 訳 岩波書店 |
|
ジョニーくんは、森で こぐまにであい、つれてかえってきました。こぐまは なんでも食べてしまうので、たいへん大きくなり しだいに村のやっかいものになりました。しかたなく、ジョニーくんは、とおい森にくまをおいてきました。けれども次のあさ、のうじょうに くまがひょっこり顔を出します。とおい森からひとりでかえってきてしまったのです。 リンド・ワード 文・画 渡辺 茂男 訳 福音館書店 |
|
ある冬の日、ジョナサンはエマおばさんの家に大きい なべを借りに行くことになりました。エマおばさんの家は、ヘムロック山のむこうです。ヘムロック山には、クマがいるといわれています。ジョナサンは「ヘムロック山には、クマなんかいない。」と歌いながら、山をこえていきます。 アリス・デルグレーシュ 作 松岡 享子 訳 藤森 和子 訳 太田 大八 画 福音館書店 |
|
ウーフは小川のめだかを見たら、さかなになりたくなりました。「手も足もないのにどうしておよげるの」ときくと、さかなになりたいなら、手と足をすてて、昼でも夜でも まばたきをしてはいけない、と ふなが言いました。ウーフは、いっしょうけんめい目をあけたままにしましたが、「百!」で、ぱちぱちまばたきしてしまいました。 神沢 利子 作 井上 洋介 絵 ポプラ社 |
|
ある日、プーは、カシの木のてっぺんにみつばちの巣を見つけました。プーは、ハチミツをとろうと、青いふうせんにぶらさがって、巣にちかよりました。風船が空で、自分が小さい黒い雲に見えるように、雲の歌をうたいながらね。でもハチたちはうたぐってブンブンいっています。 A. A. ミルン 作 石井 桃子 訳 岩波書店 |
クマの本 もっと
黄金の羅針盤 | フィリップ・プルマン 著 大久保 寛 訳 |
新潮社 |
おかあさんだいすき | 光吉 夏弥 訳・編 まーじょりー・ふらっく 文・絵 |
岩波書店 |
くまのパディントン | マイケル・ボンド 作 ペギー・フォートナム 画 |
偕成社 |
くんちゃんはおおいそがし | ドロシー・マリノ さく まさき るりこ やく |
ペンギン社 |
3びきのくま | トルストイ ぶん バスネツオフ え おがさわら とよき やく |
福音館書店 |
せきたんやのくまさん | フィービ・ウォージントン さく・え セルビ・ウォージントン さく・え いしい ももこ やく |
福音館書店 |
二ひきのこぐま | イーラ 作 松岡 享子 訳 |
こぐま社 |
北極のムーシカミーシカ | いぬい とみこ 作 瀬川 康男 絵 |
理論社 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
---|---|
でんわ | 042-359-4109 |