◇ 12月 星の本
二ひきのりゅうがけんかをして、天をやぶいてしまいました。天から雨やひょうが ずっとふってくるので、人びとは山のほらあなに にげこんでくらしています。ゆうかんな わかものサンは、天のさけめのつくろいかたをきくため、ライロン山にすむ みどりのひげの老人(ろうじん)のもとをたずねました。 君島 久子 再話 赤羽 末吉 画 福音館書店 |
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ゆうかんな ちびっこカムと山の大おにガムリイのたたかいが はじまりました。カムは三日月にまたがり、北斗星にロープをまきつけ 力いっぱいひっぱります。北斗のヒシャクが かたむいて中の水がこぼれそうです。大切な火が消えそうになり、ガムリイのかおは海のいろより青くなりました。 神沢 利子 作 山田 三郎 絵 理論社 |
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フィンランドのおはなしです。おひゃくしょうさんが雪の上で赤んぼうを見つけました。おかあさんのソリから落ちてしまったのでしょう。赤んぼうは、星空を見つめていました。その子の目には、星の光がやどっているようだったので、「星のひとみ」とよばれました。 トペリウス 作 万沢 まき 訳 岩波書店 |
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ジェインとマイケルは、メアリー・ポピンズと、家族へのクリスマスプレゼントを買いに行きました。そこへ、青いうすものを一枚まとっただけの女の子がお店にかけこんできました。プレアディス星の七人姉妹の二番目、マイアと名のったその子は、買い物をてつだってほしいとたのみました。 P. L. トラヴァース 作 林 容吉 訳 岩波書店 |
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ある日、雨がふって、緑のムーミン谷の何もかもが、どすぐろくなりました。ムーミントロールとスニフ、スナフキンは、地球に何が起きたのかを聞きに、天文台に出かけます。急な川を いかだで くだり、命づなをつけて山道をのぼり、天文台に着くと、望遠鏡の真ん中で 赤い彗星が光っていました。 トーベ・ヤンソン 作・絵 下村 隆一 訳 講談社 |
星の本 もっと
銀河鉄道の夜 | 宮沢 賢治 作 春日部 たすく 画 |
岩波書店 |
たなばた | 君島 久子 再話 初山 滋 画 |
福音館書店 |
てんのくぎをうちにいったはりっこ | かんざわ としこ さく ほりうち せいいち え |
福音館書店 |
星にいったむすめ | 阿彦 周宜 文 太田 大八 絵 |
ほるぷ出版 |
星の王子さま | 阿彦 周宜 文 太田 大八 絵 |
ほるぷ出版 |
星の少女 | パトリシア・ロビンズ ぶん シャーリー・ディ え 河津 千代 やく |
アリス館牧新社 |
森のおひめさま | ジビュレ・フォン・オルファース 作 秦 理絵子 訳 |
平凡社 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |