◇ 3月 たねの本
ゆうじは、きつねとたからものをとりかえて、たねをてにいれました。にわのまんなかに たねをうめると、まめぐらいの そらいろのいえが でてきました。ゆうじはよろこびました。「うちがさいた! うちがさいた!」 中川 李枝子 さく 大村 百合子 え 福音館書店 |
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うさぎのなーちゃんのところへ、おばあさんから てがみがきました。なかには、デージーのたねが入っていました。なーちゃんは、はこに土を入れて、たねをぱらぱらとまきました。まいにち水をやると、あるあさ、ちいさな まるいめが、24ほんならんでいました。 きたむら えり さく・え 福音館書店 |
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ふとっちょのおばさんはある日、何かわからない小さな種(たね)をみつけて庭にまきました。そのそばに「とにかくたのしみ」という札を立てました。そこへ王子さまが馬車で通りかかりました。王子さまは札を反対から読んで「みしのたくかにと? へんなの」と思いましたが、おもしろいので何度もくりかえしつぶやきました。 松岡 享子 作 大社 玲子 絵 こぐま社 |
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むかしあるところに、とてもやさしいおばあさんがいました。ある日、おばあさんは、庭で羽のおれたすずめをみつけました。かわいがって世話をして、けががなおると はなしてやりました。少したってから、すずめがお礼に、何かのたねをもってきました。 『赤鬼エティン』には、「腰折れすずめ」のほかイギリスや中国などの昔話が出ています。 東京子ども図書館 編纂 大社 玲子 絵 東京子ども図書館 |
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ぼくが、お父さんのムギ畑に寝ころんで、ムギのつぶを食べていると、王さまがやってきた。ぼくは王さまに、金色のムギ畑を持っているお父さんは、エジプトで一番の金持ちだと言った。王さまはおこって、畑を焼き払ってしまった。ぼくは泣いた。なみだをふこうとしたら、手のひらにムギがくっついていた。 ファージョン 作 石井 桃子 訳 岩波書店 |
たねの本 もっと
かにむかし | 木下 順二 文 清水 崑 絵 |
岩波書店 |
木を植えたひと | ジャン・ジオノ 著 ウィリー・グラサウア 絵 福井 美津子 訳 |
世界文化社 |
ごきげんいかががちょうおくさん | ミリアム・クラーク・ポター さく まつおか きょうこ やく こうもと さちこ え |
福音館書店 |
種をまく人 | ポール・フライシュマン 著 片岡 しのぶ 訳 |
あすなろ書房 |
ティッチ | パット・ハッチンス さく・え いしい ももこ やく |
福音館書店 |
ふしぎなお人形ミラベル | アストリッド・リンドグレーン 作 ピア・リンデンバウム 絵 武井 典子 訳 |
偕成社 |
ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語) |
岡田 淳 作 | 理論社 |
ふしぎのたね | ケビン・ヘンクス ぶん アニタ・ローベル え 伊藤 比呂美 やく |
福音館書店 |
ぶたのたね | 佐々木 マキ 作・絵 | 絵本館 |
みどりいろのたね | たかどの ほうこ 作 太田 大八 絵 |
福音館書店 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |