◇ 8・9月 海の本
ハリーはくろいぶちのあるしろいいぬです。うみべはだいすきだけど、かんかんでりのおひさまは にがてです。おうちのひとのビーチパラソルは まんいんです。ひかげをもとめて どこにいっても おいはらわれてしまいます。そのとき、おおきななみが おしよせて、ざぶーんと かいすいを かぶってしまいました。 ジーン・ジオン ぶん マーガレット・フロイ・グレアム 絵 わたなべ しげお 訳 福音館書店 |
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オーリーは、あざらしの子どもです。おかあさんが るすのときに海から水族館につれてこられました。おかあさんをおもいだして 元気がなくなったオーリーを、しいくかがりの人がみずうみに はなしてくれました。オーリーは、およいでいる男の人や ゆうらんせんの人たちをおどかしたので、新聞に「ばけもの、あらわる」と書かれてしまいました。 マリー・ホール・エッツ 文・絵 石井 桃子 やく 岩波書店 |
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おじさんからはがきがきた。「うみのべっそうをかりました。あそびにおいで」。ぼくはうみべへ むかった。ふたりでうみにとびこむと、あれれ。うみのなかなのに くるしくない。さんごのはやし、わかめのもりを ぬけていくと、おおきな まきがいのべっそうがあった。2かいもあって、なかのかべは まっしろでつるつるだ。 竹下 文子 さく 沢田 としき え 佼成出版社 |
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むかし、さびしい浜べの小屋に漁師がひとりで すんでいました。ある日、漁師はもうすこし楽しく くらせるよう夜明けの乙女に たのみました。小屋へかえると、ぼろぼろな着物を着たむすめが すわっていました。むすめは漁師のおかみさんとなり、海の王さまの宮殿のすばらしい話を毎晩きかせました。ところが ある晩、漁師はおこって いいました。「もう、おれば待てないぞ。」 ジョーン・エイキン 作 ヤン・ピアンコフスキー 絵 猪熊 葉子 やく 岩波書店 |
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ジョン、スーザン、ティティ、ロジャの4人兄弟は、ジム船長のヨットで川をさかのぼり、北海まで航海することになります。お母さんとの約束は、海に出ないこと。用事で上陸したジムを待っていると、霧が出て何も見えなくなりました。突然、船が大きく揺れ、錨をひきずって走り出しました。外海のブイの脇を走り、海へ出てしまったのです。 アーサー・ランサム 著 神宮 輝夫 訳 岩波書店 |
海の本 もっと
あたごの浦 讃岐のおはなし |
脇 和子 再話 脇 明子 再話 大道 あや 画 |
福音館書店 |
うみのカラオケ | スズキ コージ 作 | クレヨンハウス |
海のたまご (岩波少年文庫) |
ルーシー・M. ボストン 作 猪熊 葉子 訳 |
岩波書店 |
海底二万里 上・下 (岩波少年文庫) |
ジュール・ヴェルヌ 作 私市 保彦 訳 |
岩波書店 |
ぐりとぐらのかいすいよく | なかがわ りえこ さく やまわき ゆりこ え |
福音館書店 |
シップ船長はいやとはいいません | 角野 栄子 作 浜田 洋子 絵 |
偕成社 |
ターちゃんとペリカン | ドン・フリーマン さく さいおんじ さちこ やく |
ほるぷ出版 |
チムとゆうかんなせんちょうさん | エドワード・アーディゾーニ さく せた ていじ やく |
福音館書店 |
やまんばあさん海へ行く | 富安 陽子 作 大島 妙子 絵 |
理論社 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |