◇ 10・11月 踊り (おどり) の本
ねこのくにの人たちは、みな はたらきものでした。なに ふじゆうない くらしをしていましたが、なにかが足りませんでした。ある日、海のむこうから、船が一そうあらわれて、みたこともない人がふたりおりてきました。ふたりは たいこをたたいたり おどったり、おもしろいことを はじめました。 シビル・ウェッタシンハ さく まつおか きょうこ やく 福音館書店 |
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えきいんのヤンは、おどりが大すき。しごと中でもひらりひらりとおどります。ある日とうとうほかのえきいんたちにおこられて、かしゃにのせられてしまいました。とおい町にたどりついたヤンは、かいぬしにすてられた一ぴきの犬に出会います。 ペッツィー・バックス さく のざか えつこ やく ブックローン出版 |
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いなかにすんでいた馬は、ある日、旅のバレエ団を道案内して、お礼にバレエを見せてもらいました。まるで、鳥がおどっているように、高くとびあがったり、くるくる回ったり。馬はすっかりむちゅうになってしまいました。とうとう馬は、町へ行って、バレエ学校に入る決心をしました。 ハーラル・ストルテンベルグ 作 菱木 晃子 訳 さとう あや 絵 福音館書店 |
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嘉十 (かじゅう) がすすきの野原に忘れた手ぬぐいを取りに戻ると、鹿たちがそのまわりをぐるぐるまわっていました。そのうちに一ぴきがうたいだし、みなでまわり踊りながら、手ぬぐいを角でついたり、ふんだりしました。嘉十は、じぶんも鹿のような気がして、いまにもとびだしそうになりました。 『風の又三郎』には「鹿(しし)踊りのはじまり」など8編が入っています。 宮沢 賢治 著 偕成社 |
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エレンは、お母さんが着せる毛糸の下着がだいきらい。そんな旧式の下着を着ている人はいません。バレエ教室では、こっそり下着をパンツのゴムにはさみ、その上からコスチュームを着るのです。おどると、ずるずるっと落ちてくるので、エレンは、下着をひっぱり上げながら、おどります。 ベバリイ・クリアリー 作 松岡 享子 訳 ルイス・ダーリング 画 学習研究社 |
おどりの本 もっと
アンジェリーナはバレリーナ | キャサリン・ホラバード 文 ヘレン・クレイグ 絵 おかだ よしえ 訳 |
講談社 |
おいしそうなバレエ | ジェイムズ・マーシャル 文 モーリス・センダック 絵 さくま ゆみこ 訳 |
徳間書店 |
パディントンのラストダンス | マイケル・ボンド 作 ペギー・フォートナム 画 田中 琢治、松岡 享子 訳 |
福音館書店 |
バレエダンサー 上・下 | ルーマ・ゴッデン 作 渡辺 南都子 訳 |
偕成社 |
じゅうしょ | 〒185-8520 東京都国分寺市泉町2-2-26 |
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でんわ | 042-359-4109 |