◇ 2011年2月 ねがい の本
よわむしのラチは、ひこうしになりたいとおもっていました。でも、よわむしのひこうしではこまります。ラチは、えほんに出てくるりっぱなライオンがいたら、何もこわくはないのになと思っています。するとあるあさ、小さなあかいライオンがベッドのそばにちょこんとすわっていたのです。 『 ラチとらいおん 』 マレーク・ベロニカ ぶん・え とくながやすもと やく 福音館書店 |
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あしたは鈴行列のおまつり。こどもたちは鈴をならして、村の家をまわり、鈴の中に木の実や肉やおかしを入れてもらいます。ウルスリは、大きい鈴がほしいと思っていましたが、もらえたのはいちばんちっちゃい鈴。しょんぼりとしていると、山の夏小屋にかかっている大きな鈴のことを思いつきました。 『 ウルスリのすず 』 ゼリ-ナ・ヘンツ 文 アロワ・カリジェ 絵 大塚勇三 訳 岩波書店 |
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数馬と準一と勇平は、取りこわされたお屋敷跡でほこらを見つけました。数馬が、ご利益(りやく)があるかもしれないと言い出して、3人で秘密基地に運ぶことになります。さっそくほこらの神さまに「ゲームボーイをもらえますように」とお願いをすると、キーンと不思議な音がひびきました。 『 ほこらの神さま 』 富安陽子 作 小松良佳 絵 偕成社 |
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4人のこどもは、丘の上にある白い家に越してきました。ある日、じゃりほり場をほって遊んでいると、砂の中から「ほっといてくれ!」という声が聞こえてきました。用心ぶかくほると、茶色の毛皮におおわれた、ころころしたものが出てきました。それは、砂の妖精で、1日に1つずつ願い事をかなえてくれるというのです。 『 砂の妖精 』 E・ネズビット 作 石井桃子 訳 H・R・ミラ- 画 福音館書店 |
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丘の「大きな家」に、ひさしぶりに人間がやってきました。やさしそうな人たちだったので丘の動物たちも一安心。今年は、畑の作物も食べられると楽しみにしています。ところが、ある日ウサギのジョージーぼうやが車にひかれて「大きな家」に連れていかれてしまいました。動物たちはおおさわぎです。 『 オズの魔法使い 』 L・F・バウム 作 渡辺茂男 訳 W・W・デンスロウ 画 福音館書店 |
ねがい の本 もっと
ひよこのかずはかぞえるな | イングリ・ドーレア さく エドガー・パーリン・ドーレア さく せた・ていじ やく |
福音館書店 |
金のさかな ロシアの昔話 | A.プーシキン 作 松谷さやか 訳 V.ワシーリエフ 絵 |
偕成社 |
クリスマス人形のねがい | ルーマー・ゴッデン 文 バーバラ・クーニー 絵 掛川恭子 訳 |
岩波書店 |
かさの女王さま | シリン・イム・ブリッジズ 文 ユ・テウン 絵 松井るり子 訳 |
セーラー出版 |
ぞうのオリバー | シド・ホフ 作 三原泉 訳 |
偕成社 |
とびきりすてきなクリスマス | リ-・キングマン 作 バ-バラ・ク-ニ- 絵 |
岩波書店 |
グレイ・ラビットのおはなし | アリソン・アトリ- 作 石井桃子 訳 中川李枝子 訳 |
岩波書店 |
火の鳥と魔法のじゅうたん | E.ネズビット 作 猪熊葉子 訳 |
岩波書店 |
さすらいの孤児ラスムス | リンドグレ-ン 作 尾崎義 訳 |
岩波書店 |
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