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◇森の本

森の本

森には、ふしぎがいっぱい、たのしいことがいっぱい。

もりのなかの画像  ぼくが、かみのぼうしをかぶり、らっぱをもって、もりへさんぽにいくと、らいおんがいました。らいおんは、かみをとかすと、ぼくについてきました。ぞう、くま、かんがるーも、ぎょうれつになって、ついてきました。いけのそばで、こうのとりが、じっとしていました。ぼくは、ふしぎにおもって、そばにちかづきました。

『もりのなか』
マリー・ホール・エッツ ぶん・え
まさきるりこ やく
福音館書店
ブルーベリーもりでのプッテのぼうけんの画像  プッテは、ブルーベリーとコケモモをつみに、もりへでかけました。おかあさんにプレゼントしたかったのです。でも、ブルーベリーはなかなかみつかりません。プッテがないていると、こびとのおじいさんがあらわれました。「わしはブルーベリーもりのおうさまじゃ。わしのくにへいこう。ブルーベリーがじゅくしているよ。」

『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』
エルザ・ベスコフ さく・え
おのでらゆりこ やく
福音館書店
のどか森の動物会議の画像  人間たちが百万長者になろうと、のどか森の木を切る計画を立てました。知らせを聞いた森の動物たちの村長、根っこのペーターは、すぐに会議を開くことを決めます。月がいちばん高くのぼったとき、かみなりがしのところで、動物会議が開かれました。「のどか森から手を引け!」動物たちはさけびました。

『のどか森の動物会議』
B・ロルンゼン 作
山口四郎 訳
K・グロース 絵
童話館出版
狼森と笊森、盗森の画像  ある年の秋、4人の男が、家族を連れて、森にやってきました。男たちが、「ここへ畑起してもいいかあ」と叫ぶと、まわりの森が一ぺんに「いいぞお」と答えました。「ここに家を建ててもいいかあ」と叫ぶと、森はやっぱり「いいぞお」とこたえました。そこで、みんなはそこに住むことにして、家をたて始めました。

『狼森と笊森、盗森』
宮沢賢治 作
小野かおる 画
古今社
大森林の少年の画像  マーベンは10歳、たった一人で木材ばっさい現場に働きに行きました。北のはての森の中は何もかもがまっ白で、シャッ、シャッ、スキーが雪をふむ音だけがしーんとした森にひびきます。どんどん森の奥へすすんでいくと低いうなり声が聞えました。

『大森林の少年』
キャスリン・ラスキー 作
ケビン・ホークス 絵
灰島かり 訳
あすなろ書房

森の本 もっと

またもりへ マリー・ホール・エッツ ぶん/え
まさきるりこ やく
福音館書店
もりのへなそうる わたなべしげお さく
やまわきゆりこ え
福音館書店
いずみの森のカル いしいつとむ さく 佑学社
ミス・ヒッコリーと森のなかまたち キャロライン・シャーウィン・ベイリー 作
坪井郁美 訳
ルース・クリスマン・ガネット 画
福音館書店
そこなし森の話 佐藤さとる 作
中村道雄 絵
偕成社

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