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◇虫の本

「虫」の本

小さな虫たちにも、実はすごいことができちゃうのかも。

ありこのおつかいの画像 ありのありこはおかあさんにおつかいを頼まれました。
おいしいくさのみをおばあさんに届けるのです。寄り道しながら歩いていくと、あおいつるくさを見つけました。ありこがぎゅっとひっぱってみると、つるくさは「いたい!」と声をあげました。

『ありこのおつかい』
石井桃子 さく
中川宗弥 え
福音館書店
くものすおやぶんとほとけのさばきの画像 おおにぎわいのむしのまち。くものすおやぶんは、こぶんのはえとりのぴょんきちをつれて、まちのみまわりにきています。すると、おやぶんのもとにおてらのつくつくおしょうがやってきました。なにやら、とてもこまっているようすです。

『くものすおやぶんほとけのさばき』
秋山あゆ子 さく
福音館書店
落窪物語の画像 あぜち大納言という人のおやしきに、毛虫のような、へんな虫がお気に入りのお姫さまがいました。おとうさまやおかあさまは、こまったことだと思っていましたが、お姫さまはまったく気にしません。さて、ある日のこと。このお姫さまのうわさをきいた右馬助という人が、お姫さまをおどろかせようと、へびのかたちにこしらえたしかけを、お姫さまにとどけました。

『落窪物語』
三越左千夫 編
太田大八 画
小峰書店
天才コオロギ ニューヨークへの画像 マリオはニューヨークの地下鉄駅で、新聞や雑誌を売っています。ある夜のこと、どこからかふしぎな音がきこえてきました。音のするほうにいき、紙くずをとりのぞくと、小さい虫があらわれました。「コオロギ!」マリオは手の中にそっと入れ、売店にもどりました。けれども、ママは虫を見ると「すててしまいなさい」といいました。

『天才コオロギニューヨークへ』
ジョージ・セルデン 作
ガース・ウイリアムズ 絵
吉田新一 訳
あすなろ書房
チビ虫マービンは天才画家!の画像 マービンは小さな虫の男の子。ポンパデーおくさんのアパートのかべの穴に住んでいます。ある日、おくさんの息子ジェームズのへやでペン画セットを見つけ、インクに前足をひたして、小さな小さな絵を描きました。内気なジェームズにプレゼントしようと思ったのです。ジェームズは、絵を見つけると言いました。「これって、ぼくの人生の中で、ぜったいに......最大に......いちばんすごいことだよ!」

『チビ虫マービンは天才画家!』
エリース・ブローチ 作
ケリー・マーフィー 絵
伊藤菜摘子 訳
偕成社

「虫」の本 もっと

ひとあしひとあし レオ・レオニ 作
谷川俊太郎 訳
好学社
はらのなかのはらっぱで アーサー・ビナード 文
長野仁 監修
フレーベル館
ぽっぺん先生と帰らずの沼 舟崎克彦 作 岩波書店

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