話の終局にオチをもつ、一人で演じる笑話芸である落語。古くは「軽口咄」や「落し噺」と呼ばれ、19世紀後半に「落語」の名称が定着したようです。17世紀の初め頃に落語の祖といわれる京都の安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)(1554~1642)によって始まりました。